カテゴリ:行動が起きないとき
本を読んでいると、全く違う本なのに同じことが書いてある、
というを発見することはありませんか? 昨日ブログに書いた香山リカさんの『文章は写経のように書くのがいい』 の中に コールドリーディングなどで有名な石井裕之さんが、 人の悩みは、「人間関係」 「お金(豊かさ全般)」 「夢(目標)」 「健康」 の4つのカテゴリーしかない とおっしゃっていることが書いてありました。 そして、今日読んだ船井幸雄さんの『生きる!』には、船井さんが多くの方々の 相談を聞いてきた経験から、 「病気(健康)」 「経営(経済)」 「人間関係」 「未来」が人の悩みの 4分野だとありました。 言葉は違いますが、同じことを指していますね。 あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! 自分のことと照らし合わせてみても、確かに今までの悩みは ほとんどこの4つに集約されるような気がします。 個人のライフコーチングでは、「夢(目標、未来)」がテーマになりますが、 「人間関係」がその障害になっている、というケースも少なくありません。 自分ひとりで考えていると、堂々巡りしてしまう思考も ・本当に伝えたいことは何なのか ・伝えることを逡巡している理由は何か ・伝えないままでいるとどうなるのか ・うまく伝えればどう事態は改善されるのか ・表現するとしたらどんな表現ができるのか 等に整理していくことで、段々と考えがまとまり、気持ちの整理も ついてきます。 ここで、最後の「どんな表現をするのか」というところですが 自分の気持ちを本当に分かっていることが大事なポイントです。 ただ何となくモヤモヤとしているだけで、自分の本当の気持ちに気づいて いなければ、自分の気持ちに正直にも誠実にもなれませんね。 私は、コーチングを通して、「Iメッセージ」(「私は、~と感じています」 と表現する方法)を知ったとき、 理屈は分かったのですが、 最初は、なかなか上手く表現することができませんでした。 確かに何かを感じてはいるのですが、それを言葉にすることが 難しかったのです。 ところが、これもトレーニングですね。 トレーニングしていると、自分の感情を、感情的にならずに 表現できるようになってきます。 ・尊重されていない感じがしている ・歯車のひとつとして扱われている感じがする ・配慮のないことをしてしまったのではないかと気になっている 等。 相手を責めるのではなく、自分が感じていることを素直に表現し、 相手といい関係を築くことを目指した表現の仕方を身につけるには、 「今の気持ちを表現する」トレーニングをしていく他はありません。 最初は失敗して、”ああ、うまく伝わらなかった。言わなければよかった。” と凹むことがあるかもしれません。 でも、失敗をすると、必ず学びがあるはずです。 何か次への気づきが生まれます。 1. 自分が今、感じている気持ちをまず書き出してみる (どうしても思い浮かばない方は、天気や色で表現してみると面白いですよ) 2. 相手の立場になり自分のことを見て、客観的に自分を見てみる 3. そして、その上で、伝えたいことを整理してみます。 ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、やってみると、 自分が伝えたかった言葉に辿りつけます。 そして、これをやるだけで、実際に伝える前に、頭の中が整理されて 気持ちが落ち着くことがあります。もう伝えなくてもいいという心境に なることもあります。 人間関係で気になることがある方は、上記3つをまずノートに 書き出してみませんか。 ベストライフ・コーチング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月20日 16時13分55秒
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