カテゴリ:行動が起きないとき
今年は、整理整頓とか、片付け、断捨離と言った言葉で
雑誌やテレビで特集が組まれることが多かったですね。 NHKの『クローズアップ現代』でも断捨離が取り上げられたことには 少しびっくりしましたが、それほど今は、 物を減らしてスッキリ暮らす ということに、多くの人が関心があることが伺えます。 番組の中で、特に圧巻だったのは、両親の遺品を半年かけて 片付け、最後には、 ・自分の母子手帳 ・自分の名前が書かれた命名の紙 ・両親の写真など 本当にわずかなものだけを、父親が大事に使っていた硯箱の中に 収納して、”私の宝です。”とおっしゃっていた女性の姿でした。 宴会が開けるほど山のようにあった茶碗類、父親が趣味で残した 沢山のアルバムなどいろいろあった遺品。 見れば、勿体ない気持ち、名残惜しむ気持ちが出てきますが、その気持ちに 見切りをつけて捨てていく様には、すがすがしさを感じました。 「今までは家族のために過ごしてきたけれど、子供も育ち、 両親も亡くなり、これからは私の人生を大切にしていきたい。」 物を捨てることで、心の整理をし、身軽になって 本当に大事なことに、これからの時間を使っていきたい という気持ちは、彼女だけに限らず、そしてどの年代に関わらず、 多くの人が共感するところではないかと思います。 山のようにあった遺品のほとんどを捨てて、 小さな硯箱の中に入るだけの物を自分の宝物として 絞り込んだ彼女には、捨てて捨てて捨て去ったからこそ 見えてきた大事なものが残りました。 ユニクロや新国立美術館などのデザインナーとして有名な 佐藤可士和さんが、いいデザインを創出するために、 余計なものを削って削って大事なコンセプトは何?と考え抜く プロセスにも、同じものを感じます。 自分を重くしているもの 手かせ足かせになっているもの 要らないのにただ収納しているもの そういった物が家の中から全てなくなったらどんなに気持ちいい ことでしょう! コーチングでも、人生そのものが混沌としている人には まず片付けから入ってもらったりします。 要らないものを捨てる これは何も12月だけに限らず、一生かけてやっていき、 常に気持ちを身軽にしておきたいものですね。 ベストライフコーチング あなたのクリックをご協力くだ さい。ありがとうございます!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月18日 14時35分21秒
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