カテゴリ:自己基盤
ときどき、クライアントの方が書いた文章が
コーチングセッションのテーマになるときがあります。 それは大切な企画書だったり、HPの原稿だったり、 いわゆる勝負文章というようなものです。 だからこそ、セッションのテーマになったりするわけです。 ”自分でひっかかるところ、上手く表現しきっていないと感じるところは どこですか?”と私が訊く。 ”読んでこう感じた”と私は伝え、クライアント自身の感覚を引き出し たくて、”今のを聞いてどう感じましたか?”と訊く。 そのようなことをセッション中繰り返し、 推敲することを宿題にし、また次のセッションのテーマになります。 これを繰り返しているうちに、段々と本人の本当に意図していたことが 浮き上がってきます。 初めから自分の意図がはっきり見えているわけではありません。 しかし、文章を書きだすと、モヤモヤしている腑に落ちてこない感覚が 出てきます。 どこがそのモヤモヤなのか、本当はどんなことを伝えたいのか と訊いていくと、本人のまだ表現しえていない思考や感覚が引き出されます。 勝負文章は頻繁に書くものではないかもしれません。 けれど、時々こういう文章を敢えて書いて、もがき苦しんでみることは 必要なのかもしれないと思います。 なぜなら自分自身が見えてくるからです。 ぼんやりしていた輪郭がはっきりしてきます。 ”ああ、私はこういうことを伝えたかったのだ、こういうことをしたいのだ”と 自己発見していきます。 ・仕事の中で何をやっているときが一番楽しいのか ・私は仕事を通して社会に何をしたいと思っているのか こんなことを題材に、文章を書き、ここがまだ違う、言い表せていない ここは自分の言葉じゃない、等と悶々としながら、書き直す。推敲する。 そんなことを繰り返し、自分自身を見つけていく。 文章を書くという行為には、そういう力があるのだと クライアントの方の姿を通して感じています。 そして、私も文章を書くことで、自分の「生きる」を もっと明瞭にしたいと思うのです。 ベストライフコーチング あなたのクリックをご協力くだ さい。ありがとうございます!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月28日 10時47分13秒
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