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テーマ:今日のお出かけ ~(8177)
カテゴリ:建築・美術館
今日はヒデキンのお誘いで、渋谷Bunkamuraで開催中の『スーパーエッシャー展』を見にお出掛け。 チケット売り場の行列を見てぎょっ エッシャー展は10年前くらいにハウステンボスで見たけど、こんな人気のあるものなのw ちょっとビックリw 作品案内ガイドがなんと、任天堂DS Lite 音声+画面に案内作品が表示され、画面の拡大もできるようになっていた。 スゴイねw任天堂やるなぁ・・と感心。 無料貸出しなもんでみんな首からDSをぶら下げて立ち止まって見てるから、進まない あんまり詳しくないけど・・エッシャーと言えば、たまし絵 今回の展覧会は、エッシャーが十代の頃~遺作まで約160点ものの展示。 展示は第1~4章での構成。 ■第1章 身近なものと自画像■ 学生の頃の初期の作品が主でした。 この頃の作品は、アリや蝶やトンボなど昆虫をモチーフとした木版。 画面いっぱい大きく描かれたアリなど、挑戦的なモチーフが印象的。 あと、彼の好きなバッハの音楽を規則的に図式化したものなどもあった。 ■第2章 旅の風景■ イタリアの風景がたくさんありました。 これって、ホント版画なの?っていうような緻密な描写に驚愕です。 風景の描写力にも驚くが、よく見ると規則的な縦横の線だけで描かれている作品もある。 モノクロの版画で夜景風景が見られるとは・・・。 ■第3章 平面と立体の正則分割■ ここらから、彼らしい作風が現れてくる。 平面の規則的幾何学模様。 平面から立体へとだんだん複雑な図柄になってくる。 今となっては、PCを使えばすぐできるだろうが、習作には補助線やポイントがたくさん打たれていて苦労が伝わってくる。 ■第4章 特異な視点、だまし絵■ これぞエッシャー!というような代表的なだまし絵。 ここは、じっくり立ち止まって目で追って見ないとつまらない。 普通に描いてもややっこしい絵なのに、これが反転して制作しなくてはならない版画なんてすご過ぎる 今日は彼の作品の移り変わりがわかってオモシロかった。 彼は、単なるだまし絵として有名な~どころじゃない。 版画家としての技術もスゴイし、こんな数学的な構想力を持ち合わせた芸術家は稀だなぁと思いました。 別なフロアでは、笹尾光彦展 ~花のある風景~も開催していたのでのぞいてきた。 パリの花屋さんを描いた油絵を100点。 カワイらしくて、シールをゲット。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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