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* 冬木の芽鳥居の上の石ひとつ いつの間にか一年が過ぎようとしている。 この一年は本当に多忙で、何が何だか判らないうちに終わりに近づいた。 正月そうそう母のように慕っていた叔母が亡くなった。 1月1日だった。スキルス性の癌とかで、あっと言う間だった。 何も手につかず、姑の世話だけ。 叔母は俳句を長く遣っており、いつか貴方が自由になったらゆっくり話しましょうね・・・・なんて言って居たのに・・・・ 昨年の年賀状の端っこに ・・・・たよられる猫が頼りのさんがにち・・・・ という書き込みがあった。一人の暮らしは寂しかっただろう。 7月には海外にいる長男に双子の孫が生まれた。 6万分の一の奇蹟という出産だった。 姑は掛かり付けのお医者さんが預かって下さったので。 一人で行って来た。 初めての飛行機(地面から離れているものは皆嫌い)勿論初めての海外。 一人で行く羽目になってしまったのだった。 双子の子育ては大変だ。 何時もはあちらに住んでいらっしゃる嫁さんのご両親が力を貸して下さって いるのだが、私のいる間はゆっくり休んで頂こうと頑張った。 だが私の身体は悲鳴を上げていたらしい。 帰国して姑のところに行ったら、私の食事介助を喜んでくれた。 そして。ちぐはぐの会話も変らなかった。 秋の彼岸の入りに姑は他界した。 眠るように・・・・老衰だった。 まだ今でも信じられない。何となく束縛されているような気もする。 経験者は一年くらい無理だという。 今は自然体でいようと思う。 新しい年は自分のために生きてみようと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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