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カテゴリ:映像作品
監督:山口雄大 出演者:水沢奈子、 斎藤工、 浅野温子、 野口五郎 収録時間:104分 レンタル開始日:2009-03-25 Story 多くの子供たちにトラウマを残した楳図かずおの傑作恐怖漫画を鬼才・山口雄大が映画化。孤児院で育った葉子は、戦争で生き別れになっていた両親に引き取られる。新しい生活に胸を躍らせていた彼女だったが、部屋の中で突然何者かに足を掴まれ…。R-15作品 (詳細はこちら) 若者が原作を知らずにホラー映画として見るならまだ良し。しかし原作を知っている人は見てはいけない映画。特に子供時代に原作を読んだ中年層(もちろん最近読んだ若者もいるだろうけど、主たる層は中年だろう)はガックリする。原作は確かに恐ろしい。しかし大人になってみるとわかるが、たまみちゃんの恐ろしさの裏に哀しさがあることに気づく。容姿の醜さから心が歪み、主人公をいたぶる。しかしながら鏡で自分の姿を見ては涙を流す。心が病んでいるだけであって、姿は醜くともここには実体としての怪物はいない。 しかし映画はほぼ怪物としてしか描いていない。恐怖映画としては正しい狙いかもしれないが、奥深さは皆無。更に問題なのはその怪物がしょぼい(笑)。たまみちゃんに首に噛まれるシーンも役者が噛まれている様に操演しているだけで、舞台ならともかく映画とは思えない描写。廊下を蛙の様に跳ねるシーンも笑うしかない。ジャパニーズホラーとしてアメリカに受け入れられるかもしれないけど、日本人としては笑うしかないだろう。浅野温子の狂った演技は迫真だが、これも一歩間違うと笑ってしまうなぁ。 余談。水沢奈子は子役時代の高橋かおりに似ているなと思ったりしました(オタク丸出しな感想(笑))。 赤んぼう少女 こっちを読みましょう!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.09.11 20:17:40
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