なんか可哀想な対局だった… 永瀬五段は20才。17才で四段昇段のいわゆるエリート棋士。昨年度は新人王戦と加古川青流戦で優勝、全棋士中年度最高勝率を修めた。受けが強く大山康晴十五世名人の再来とも言われている。一方堀口七段は51才。若い頃は若獅子戦で優勝の経験こそあれ、成績は平凡で、年齢からして現時点の棋力はプロの中では低い方だろう。それでもNHK杯の予選を三連勝で突破しただけに期待が持てたが、成績優秀者で予選免除の永瀬とは格が違った。タイトル保持者等の強い棋士はシードされて2回戦から登場するのだけど、永瀬は2回戦からで十分ではという強さ。定跡や研究範囲は3秒以内で指し、未知の局面からはどっしり、しかし確実に。素人の自分が見ても、二人は手合い違いの印象は否めなかった。NHKは全国放送なので顔を売る機会であり、堀口七段にとってお稽古の為には十分役立ったと思うけど、将棋の内容は残念としか言い様がないなぁ。自分が強い人と戦って簡単に凹まされる姿を見ている様で気まずかった(^^;。
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最終更新日
2013.04.21 22:33:52
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