テーマ:旅日記(32)
カテゴリ:旅行
この日のランチは、なんと3つ星のフレンチ。 ブルージュで1番人気のDe Karmeliet(デ・カルメリート)です 観光中はもちろんラフな格好だったので、ランチの前に 一旦駐車場に戻って着替えるつもりでいたのですが、 (チェックアウト後、荷物を車に積み込んでおいたので) そろそろ駐車場に向かおうとしていたとき、駐在員君の 携帯が鳴りました なんだかいやな予感 そう感じたのは、3人とも同じだったようで、みんなで 顔を見合わせると、恐る恐る駐在員君が電話に出ました。 予感的中 仕事で重大なトラブルが起きたらしく、日本にいる部下から 主人への報告・相談と指示を仰ぐ電話だったんです。 ただごとではない雰囲気だったので、その場に自転車を止め、 眉間に深い皺を寄せて話し込む主人の横で、私と駐在員君は ランチの時間を気にしながら、ただただ待っていました。 30分近く経ってようやく電話を切ることができましたが、 着替えに行く時間がすっかり無くなってしまいました 3つ星にジーンズとスニーカーじゃ、さすがにまずいよね。 でも、今から着替えに行っていたら完全に遅刻だよ。。。 ランチだし、小さな街のレストランだし、意外と大丈夫かもよ。 など、あれこれ話し合った末、とにかくまずはレストランに行き、 もし入口で断られたら、予約の時間を変更して、着替えてから 出直そうという結論になりました。 そして、少し道に迷いながらもDe Karmelietに到着しました。 ふと見ると、店の前には、黒いスーツに蝶ネクタイの男性が・・・。 ひぇ~~、ここ こりゃ、この格好じゃ無理かも~ と焦りましたが、今更後へは引けないので、自転車を店の前に停めて (この時点でかなり恥ずかしい)、いざ入店 上から下まで服装をチェックされ、「ジャケットは」と聞かれ 「ない」と答えると、しばし沈黙。。。 ああ、ダメか・・・と思いかけましたが、観光客なので仕方ないと 思ったのでしょうか、通してもらえました。 ラッキー 恥を忍んで来た甲斐がありました。 よかったぁ 《つづく》 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年06月14日 17時31分15秒
[旅行] カテゴリの最新記事
|
|