|
|
|
2009.11.11
カテゴリ：虫色々
昨日、近所で雪虫を見た。
儚くたゆたうその姿は、なんだか冬が近づく わくわく感にも似た感情を呼び起こす。 美しく愛らしい飛ぶ毛玉。 始めてその名を知ったのはBOOM（からたち野道とか 中央線とか歌姫とか名曲盛りだくさんよね）の  雪虫（1993）。タイのカオサンで買ったカセットに入ってたんだけど、暑い国で聴く 雪を冠した曲は、あたしの脳裏に強烈に焼き付いた。 初めてその姿を見たのは8年前の、冬の北海道。 今聴いたらとんでもなく暗い曲でびつくりしたけど、当時の あたしは、なぜかこの曲がとても好きだった。憧れた名前の その主は、名に違わぬ姿であたしのまわりを飛んでいた。 帰って来てからもその姿が忘れられず、北海道に住む知人に 「雪虫を生きたまま捕らえて送ってくるがいいよ。」と、 かぐや姫みたいな事を言った事も有った。冬を告げる虫。 その姿を東京で見る事は無く、凍てつく北の大地にしか 生息しないニンフ（Nymph）なのだと思ってた。 海の近くだったせいも有って、海から生まれるのかと思ってた。 まるで海の泡になった人魚姫の生まれ変わりのような儚さ。 手に入れた途端、手のひらで溶けて消えてしまいそうな危うさ。 でもですね、世の中には知らない方が良い事も有るって 言うけど、あんなにふわふわで可愛いのに、その実態は カメムシ目ヨコバイ亜目アブラムシ科なのです。  え～カメムシィ～？アブラムシィ～？ と、少々がっかりしてしまったりして。ごめんよアブカメ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ ところで今朝まで家にロールちゃんがいました。  いまだけよ♪今だけだって。  いちご＆みるくちゃん。@ageha http://plaza.rakuten.co.jp/Swellapara0505/ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2009.11.11 18:13:14
コメント(0) | コメントを書く
[虫色々] カテゴリの最新記事
|
