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2011.09.12
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カテゴリ:虫色々
先週の美の巨人たちは宮本武蔵の「枯木鳴鵙図」でしたよ。テレビ

 枯木鳴鵙図(こぼくめいげきず)

荒涼とした草むらから鋭く伸びた1本の枯木。そこに一羽の鵙が止まっています。
一見すると静かな原野の風景ですが、枯木には何も知らずただ上を目指し必死に登る
芋虫が。その存在に気づいた瞬間、静かなこの絵に命をかけた凄まじい緊張感が張り
つめるのです。

鵙が芋虫を狩る瞬間を見計らっている、生と死の間の世界。しかし、この絵単純な
弱肉強食の図を描いたものではないのです。武蔵は、一体何を描いたのでしょうか?
美の巨人たちより)

  ・・・・・・・・・・・・・・・・

宮本武蔵の描きたかった意図、本意、真意はともかく(枯木鳴鵙図なのに鵙が
鳴いていないのは何故かとか眼光鋭いモズを自分に例えているのではないか
とか、それならば虫けらなど相手にせぬのでは、とか真っ直ぐに進む芋虫に
自分を重ねているのではないか、とか諸説有るようですがソコは置いておいて)、

私は枝を登る芋虫が気になる。ひよこ

虫にとっては上にモズがいるか否かは問題ではなくて(モズがいる事なんて
そもそも気付いてナイ)、これが枯れ木と遅ればせながら分かったら、もしくは
登っても何も無いと気付いたら、はたまた何も思わなくとも捕食される直前で
(もちろんモズがいる事に気付かないまま)あっさりUターンしたりもする。
これは飼育や観察をした事の有る人なら分かる事。

そもそもこの枝は枯木なわけで、この芋虫にとって食樹では無いのでは。食樹ならば
食べきって葉が無くなっている事は有っても若齢以上の幼虫がいる期間に枯れる事は
無いような。枯れるには冬の到来が必要で、それほどの真冬ならば若齢以上の幼虫
の存在自体が微妙になる。しかもこの枯木は「草むらから鋭く伸びた1本の枯木」と
解説されているけれど、私には限りなく水辺に見える。水辺から伸びた枯木に、
はたして幼虫が登るだろうか。大きさから言って終齢幼虫、たぶん蛹化するための
旅の途中。この枯木で蛹化するのか。それにしては登りすぎている。

モズの体長は約20cm、比較すると芋虫は約8cmほど。8cmの幼虫と言ったら
アゲハ類(約30mm~70mm)より大きい。日本最大級のチョウ、オオゴマダラ
の幼虫でも53mm以内(あれ。日本最大級でもナガサキアゲハの幼虫(70mm)
より小さいのね)。だとするとチョウではなく蛾か。ヤママユガやお馴染みガガさま
(スズメガ科)だろうか。でもガガ特有の尾角が無い。尺もとって無いし突起も無い。
第一腹節と第二腹節の辺りが白いのは…ヤガ科の一種かなー。墨と紙の白だけで
表現したならキシタバの幼虫かキタエグリバの幼虫か…?ハテ。ぺんぎん

この辺が気になって随分検索したけれど、だーれも幼虫については語っていない。
(これだけ語っといてあれなんですけど、私は武蔵の画より伊藤じゃ駆虫伊藤若冲
とか竹内栖鳳が好きー。)

 班猫。   

とかなんとか言っちゃって、実はこの芋虫、歩いているように見えてすでにはやにえ
(百舌の速贄/モズのはやにえ)後の状態だったりして。幼虫の上にも棘のような枝が
出ているし、モズはすでにはやいえを済ませ「我ながら上出来」と、うっとりしている顔
なんじゃないかと思う私なのでした。

しかーも、モズの表情をよくよく見ると「何も知らずただ上を目指し必死に登る
芋虫」どころかモズさえも幼虫の存在に気付いてない気すらする。深いな。

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Last updated  2011.09.12 18:32:59
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