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カテゴリ:虫色々
夏の名残と冬のおわり。それは春の始まりですか。植物たちが新しい芽を
吹き出す前に、鉢の後ろに蓄積された去年の枯れ葉を片付けよう。と、 ベランダの大掃除をしていて掃き出されたのがこの翅。 しっかりした翅脈の白い翅。モンシロチョウのような班もある。シロチョウ科の 誰かかな?それにしては細長いような。でも、どこかで見た事が有るような。 miyakoutaさんの「付け根の輪郭が随分太い」と言うコメントではっとしましたよ。 そうだ、きっとそうだよね。去年の夏にベランダに転がっていた彼に違いない。 そんなわけで心当たりのある写真を探して見る。それがこれです。 みんみん隊。 おお~。まさに翅脈の並びまで同じ。同じなのだけど、一番先の大きめの班が どう見ても違うようです。このくらいの違いは個体差でしょうか。 セミの翅はタンパク質で出来ていて、トンボの翅は脂で出来ている。とか妙な事を 聞いた覚えが有るけれど、タンパク質は風雨や太陽光なんかにさらされて劣化すると 透明だった部分が白く乾燥(?)変色(??)するのでしょうか。 ちなみにトンボの翅。 翅脈が芸術的に細かいです。そしてガガさま(オオスカシバ)の翅は ガガ翅。 翅脈は流れるようにまっすぐで透明度が高い。同じ昆虫で、同じようなサイズでも こんなに違うのですね。翅脈には羽化直後に翅に体液を流すポンプのような役目と、 扇の骨みたいに翅の強度を増す効果が有るのです。 セミやオオスカシバのように体が太め、いや、失礼。ふくよか、うーん。 大型?な昆虫は太くて少ない翅脈。トンボのようにスリムで軽やかな昆虫は 細くて細かい翅脈が付くのでしょうか。 蝉翅脈ピアス。 そしてアゲハのような大型の蝶はやっぱりセミ的な少なくて太い翅脈、 ヤマトシジミのような小型の蝶はやっぱりトンボ的な多めの翅脈のようですよ。 いや、蝶類はあんまり変わらないかな?? イシガケチョウは多そう!ってこれは模様か-。 そんなことより だいじょうぶ? じゃないみたいにゃ! と、もた(猫)が心配していた去年の初秋。そして2014年の夏は終わったのでした。 って一体何の話だっけ? ↑↓2つのランキングに参加しています。クリックして頂けると励みになります♪にゃー にほんブログ村 Oui C'est La Vie / ageha http://plaza.rakuten.co.jp/Swellapara0505/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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