|
全て
| カテゴリ未分類
| 生物系のお話
| 黒山羊のアブノーマルへの1歩
| スポーツ
| 今日の出来事
| 生物系のお話・進化系統学
| べんきょー
| ちょっとへんな趣味
| 知的財産論2宿題
| きょうのごはん
カテゴリ:生物系のお話
とりあえず、まぁ、理系人間ってどんな人?
というような特集が、R25で連載されているので、見てみると結構面白いと思います。 R25 隣の理系がワカラナイ 今日は、論文における名前の順序について話してみたいかなと。 文系のほうでは、まず院に進むことは少なく、 増してや、ドクターまでいく(博士課程進学及び博士号取得を目指す) というような人はめったにいないので、 社会に出てみると(大抵は文系出身の方が多いので)、 「はぁ、そうなんですか・・・」と返されることが多いです。 (実際、黒山羊も、家族・親戚に対して、このように返されることが多いです) なので、論文における名前に実は深い意味があることはきっと知らないと思います。 (まぁ、黒山羊も実際に論文を書いたことがないので、より詳しいルールを知らないので、知っている範囲になりますがね) 一般的に、 論文のタイトルがあり、 その下に、その論文の作者・筆者が続きます。 例: ANATA NO SIRANAI RIKEI NO SEKAI Yomazunitabeta Kuroyagisantara, Musyamusya Pakupaku, Post Aka, Hiroba Rakuten and Otegamituita Shiroyagisankara ---- と以下、abstract,result・・・と続いていくような形式をとるようなことが多いです。 赤字で示したところが、その論文の作者・筆者となります。 日本語にすると、 黒山羊さん、ぱくぱくさん、あかさん、楽天さん、白山羊さんが作者・筆者になります。 ここで、順番が結構、大事になっていて、 文系のほうの論文は見たことはないので、良く分かりませんが、 理系のほうでは、 筆者の1番目(1st author)がこの論文を作成するに当たって、 1番努力された方、 論文を発表するに当たって、最も重要な発見をした方 というような、最も中心的な働きをした人がここに入ります。 続く2,3番目の人は、(様式によって、多少異なってくるのですが) 共同筆者ということで、この論文を作成するに当たって、 重要な示唆を与えてくれた方、 実験をサポートしてくれた方などを記載します。 黒山羊の場合でも、院生の身分で、 1人で実験計画を立て、 実験をして、 結果を考察するなんてのは当然できるはずもなく、 お世話になった先生方や先輩の名前は必ず入れます。 そして、最後に、楽天さんと白山羊さん。 (この場合は、最後にandで結んでいるで、同格となっています) この2人は、黒山羊のボスとなります。 必ず筆者達の名前の最後に、このボスの名前を入れます。 というのも、論文を書くまでの実験というのは、 彼らのボスが機会(chance)を与えてくださったからできるものなので。 まぁ、chanceだけではなく、厳しい愛の?ムチも飛んできますが。 簡単ではありましたが、論文に載せる名前の順序だけでも、 このような決まりがあるのです。 しかも、黒山羊程度の身分=修士生くらいならば、それほどこだわることもないのですが、 博士になると、卒業する(博士号の授与)には、論文を発表する必要なあり、 その論文には、1st authorで出さなければらなりません。 なので、実は、たかが名前の順序や名前を加えるだけといっても、 ふかーい思惑があったりすることもあるんです・・・ というか、 氏:黒山羊さんたら 名:読まずに食べた だったのか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月17日 22時56分51秒
コメント(0) | コメントを書く
[生物系のお話] カテゴリの最新記事
|
|