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カテゴリ:HONDAスーパーカブ90
リアリムの入れ替えとチェーンの洗浄、ドリブンスプロケットの塗装が終わったので、ホイールを組み込む。早いとこ組み込まないと、バイクが動かせないので非常に不便だ。
ホイールベアリングは振れを見た時に確認したが至ってスムーズで交換の必要はなかった。塗装を終えたドリブンスプロケットを左側に組み込み、反対側のリアブレーキを点検する。シューはまだ十分残っており、傷もなく綺麗な状態なので、これも再使用する。シューの周りとドラム部分に大量のブレーキカスが溜まっていたので、エアーを吹いて掃除して組み付けた。 TL系ばかり弄ってきたので、カブのブレーキの大きさに驚かされる。GB250クラブマンと変わらない程に大きい。これでも効きが悪いという人もいるようだが、スポーツバイクではないのだからこれで十分だろう。 ホイールの脱着はセンタースタンドを立てて行うのだが、高さが足らずホイールがリアフェンダーのエンド部分が当たってしまって、難しいので、センタースタンドの下に角材を置いて嵩上げをした。 アクスルシャフトにサビは無いものの、グリスが切れてカラカラだったので、タップリとグリスアップを行う。 アクスルナットを緩めた時に、ナットが2つもあってどういう理由なのか分からなかったが組み立てていて納得ができた。スプロケットハブに取り付けられるカラーはスイングアームのアスクルシャフト穴の外まで飛び出るようにして取り付けるので、左側が完全に固定された状態で、右側のカラーを入れてアクスルスシャフトを通す事ができるのだ。 普通のバイクだと、重いホイールを持ち上げながら、左右のカラーをスイングアームの内側に真っ直ぐに入れなければならない。少しでも傾いたりすると、カラーが外れて上手く行かない。なかなかアクスルシャフトが通せずイライラする。 このカブの仕組みは良く考えられている。整備性がすこぶるよろしい。他のバイクにも採用して貰いたいものである。 外したブレーキカムとシュー ドラムの中は黒い粉がてんこ盛りだった ねじ切りしてあるカラーの中をアクスルシャフトが通る ホイールを装着したリア周り(左側) ホイールを装着したリア周り(右側) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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