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カテゴリ:HONDAスーパーカブ90
カブのキーシリンダはメータ―ケース内にメータ―類と一緒に取り付けられている。メータ―を分離したので、キーシリンダの取り付け場所も探さなくてはならない。電源コードの長さや操作性を勘案すると自ずとハンドルクランプ付近になる。
ハンドル前方にはスピード、タコ、燃料計を設置する予定なので空きスペースは無い。フレームカバー内にすると加工が難しいのと、操作性が悪くなる。残るはハンドルクランプの手前だ。クランプボルトを利用しての設置しかない。この方法はやらない方が良いと思うのだが、小排気量車なので大丈夫だろう。 そうなると、キーシリンダを嵌め込むステーを作らなければならない。2ミリ厚のアルミ板が無かったので、サイドのアルミカバーを作った時に使った1ミリ厚のアルミ板を2枚重ねで作成する事にした。 キーシリンダにはプラのストッパーが付いているので、シリンダを嵌め込む丁度良い大きさの穴を開ける事ができれば、ステーへの取り付けはワンタッチとなるのだが、一部突起があったのでナイフで削って置く。 紙で型を作り、アルミ板に写してエアーカッターで切り出して行く。2つ切り出したら、動かないようにリベットで留めてベンチグラインダーで整形する。キーシリンダの取り付け位置に印を付けてドリルで穴開けを行う。手持ちの一番大きいサイズの10ミリまで拡げたら、ステップドリルで22ミリに拡げる。更に100均で買っていたティーパー形と円柱形のリューター用の軸付砥石で穴を拡大して行く。穴を拡げ過ぎたら元も子もないのでシリンダを何回も当てて大きさを確認してシリンダがギリギリ入る所でストップ。 後は、ハンドルクランプボルトの位置に穴開けを行い、キーシリンダをストッパーの爪が掛かるまで押し込めば完成である。2枚のアルミ板を留めた3箇所のリベットが良いアクセントになっている。 突起(削る前)が付いたキーシリンダ 穴拡大中のキーシリンダステー 穴拡大が終了したステーと元気な頃のドリル ボルト穴を開けたステーとハンドルクランプボルト ハンドルクランプに取り付けたキーシリンダ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.05.11 06:18:08
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