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RYOMA@ Re:エンジンが掛からない原因が判明(06/23) コメント失礼いたします。 素人なのですが…
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グリフイス@ Re:GN125オイル交換(06/23) エンジン綺麗ですね。新車みたいです。ち…
turu164@ Re:フロントブレーキ修理(05/09) こんな新車のようなバイクは初めてです。…
906tom@ Re:フロントブレーキ修理(05/09) 太田ガレージに入庫する中古物件にしては…
2021.06.23
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カテゴリ:HONDA TLM50

「プラグの濡れ具合はどうだ」とのアドバイスをいただいたので、よく観察してみると、電極の辺りは乾いている。しかも、何十回となくアクセルを開けながらキックを行ってもだ。普通なら燃料でビチョビチョになってもおかしくない。何故この事に早く気が付かなかったのか、基本中の基本だ。正に初歩的な事だ。
キャブまで燃料が来ているのなら、何故燃焼室に混合気が吸い込まれない?
それは負圧が足りないからだ。
何故負圧が足りない?
それは圧縮が抜けているからだ。
何故圧縮が抜ける?
それはプラグホール、ガスケット抜け、シリンダーとピストンの隙間、リードバルブの破損、クランクシャフトのオイルシール抜けによる空気の侵入。又はエンジンが壊れているかだ。
エンジンの破損以外で調べていなかったのはクランクシャフトのオイルシールだけだ。それなら調べるしかないとの結論に達し、プラのエンジンカバーを外しフライホイールの取り外しに掛かる。フライホイールを外すには回転止めに使用するユニバーサルプーリーホルダーと引き出しに使用するフライホイールプーラーが必要だが、以前フライホイールを交換した時に買ってある。
そしていよいよフライホイールを外してみると、ステーターコイルが現れるが、もうこの時点で原因が分かった。腑抜けなオイルシールが抜けてステーターコイルの所まで飛び出して来ているではないか。コイルを外してオイルシールをシャフトから抜いてみると、カチカチに硬化している。もうこれは使えない。エンジンが掛からない原因はクランクシャフトのオイルシール抜けであった事がここに来てやっと分かった。長い道のりであった。

プラ製の左側エンジンカバー

フライホイール

ユニバーサルプーリーホルダーを掛けてセンターナットを緩める

フライホイールプーラーを掛けてフライホイールを引き出す

この時点で顔を出しているクランクシャフトオイルシール

完璧に抜けているオイルシール






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Last updated  2021.06.24 05:20:02
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