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カテゴリ:テレビ
今頃この話題かよ~!何てお思いの方も多いでしょうが…。
お正月に放送していたものを例によってビデオで撮ってやっと、一昨日見ることが出来ました。 その前に観ていた「国盗り物語」の出演者とダブりまくりで、何だか切り替えが出来なくて困ってしまいました。 だって、蘇我入鹿が渡部篤郎さんで、モロ明智光秀役じゃぁありませんか! おまけに、入鹿は長髪で、ゲーム「戦国無双」の光秀ことミッチーにそっくりです! あれは入鹿に見えません!「戦国無双」のミッチーそのものです!! 宝皇女の高島礼子さんは国盗りではおまあさんだったし…。 なんて事はいいので、ストーリーです。はい。 岡田准一クンの鎌足ですが、理想に燃える青年を熱演してました。 私のイメージの鎌足とはちょっと違いましたが、あれはアレでいいのです。 それにしても、これって主役は鎌足なんでしょうかね~? 私には入鹿が主役?と思うくらいでした。 鎌足は中大兄皇子と共に、事を起こすのですが、その感じがいまいち表現出来てなかったように思います。 入鹿との結びつきの方が、大切なように思える脚本でした。 入鹿自身も、大臣という地位についていたのですが、そんなに権力があるように見えなかったのですね~。 観ている方は、かなり入鹿に肩入れしていたので、乱が起こって彼が討たれた後は、 悪者をやっつけたぞ~という爽快感はなく、考えさせられるラストになってしまいました。 子供なんて、泣いてましたからね~。入鹿~~かわいそう~って。 これから彼女たちの中では、あの入鹿にイメージが根付くんだろうなぁ~! いつの世も、どちらが正しいとかの答えは出ないのだと改めて思いました。 入鹿側も中大兄皇子側も、理想の政治をしようとしているのですが、今の体制お守ろうとする側と、 新しい政治を求める側の争いなのです! 民のためと言うのなら、その後、天智天皇になってからの皇子の政治が必ずしも良いものであるかとは言えないですよね! 理想と現実のギャップはなかなか埋められないものなんですよね。 入鹿は、聖徳太子の息子の山背大兄皇子を攻めるのですが、ナゼ山背大兄を排除しようとするのか? って所があまり詳しくなかったですね。 蘇我氏は思い通りになる帝が欲しかったのです。しかし、山背大兄王理想が高く、 傀儡とはなりそうになかったのです。しかも、王位継承権の順位は高い。 このままだと、山背大兄王が王位についてしまう…。 蘇我氏にとっては危険人物だったわけです。 中大兄皇子はまだ幼いと思われていたので、危険視される前に乱を起こしてしまったのですね! そこが、鎌足の上手いところだったのでしょう~! ここから、鎌足は藤原姓になり、不比等の時代を経て、摂政関白時代へと続いていくのです~! これを語りだすと止まらなくなるので、本日はこの辺りで!! NHKさんは、今まで何処も触れなかった部分のドラマを作ったことは、素晴らしいと思います。 次回は壬申の乱なんて観てみたいなぁ~と思う今日この頃です!!(無理かな?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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