小袖の歴史と趣味の部屋

一週間のご無沙汰です。期待していた五条の橋の弁慶との出会いです。
期待どうりの素晴らしい映像でした。
むちゃくちゃデッカイ月。そして桜。
橋の上で正にすれ違おうとする遮那王と弁慶。
女と思いやり過ごそうとした所、ふと見ると太刀を差している。
「まてい！」…シカトする遮那王
「待たぬか！」…まだまだシカト。
小袿をめくる弁慶。

それからの遮那王の動きが華麗でした。
体操競技なら１０点満点です。
桜の花が弁慶の薙刀で散り、桜吹雪が舞います～！

この橋のシーンだけで、今回は大満足の私です。

この五条の橋での遮那王と弁慶の出会いですが、『義経記』では五条大橋ではなく、
五条天神と清水寺の二回とされているんです。
弁慶は刀を奪うのではなく、願い事があり五条天神に丑の刻まいりをしに行った所義経と出会うという設定になってるのです。

そして義経はこの弁慶との出会いの前に、鬼一法眼のもつ中国の兵法書「六韜三略」を法眼の娘の幸寿姫の手引きで盗み出したと言われています。
義経はこの幸寿姫ともいい仲だったんです。
う～～ん、静たんともいい感じだったし、かなりあちこちでおモテになってるらしいです。
分かってるだけで２４人という噂ですよ～～！
でも、大河ではどうかな？？

さて物語は都に度々出没する遮那王に危機感を募らせる平家。
さあ、これから遮那王は、仏門に入らざるをえなくなってきます。
弁慶との再会は？益々面白くなりそうですね！

さて、予告にあった頼朝と北条政子ですが、
「くねくねとした物言いはなんじゃ～」という政子のセリフに笑ってしまった私です。
あの二人のやり取りも楽しみです。
私は中井貴一さんが好きなんで、どんな頼朝になるかも楽しみなんですよ！！