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小袖の歴史と趣味の部屋

小袖の歴史と趣味の部屋

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2005年04月23日
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カテゴリ:小説
これは以前の日記でご紹介しました。江戸川乱歩賞を受賞した作品です。
やっと作者の叔父さんでもある元上司から借りる順番が回ってまいりました。
買わなくてごめんなさ~い!

さっそく読ませて頂きました!一日目に3分の1くらい読んで、二日目は半分くらいに到達。
3日目はもう止まりません~~!寝る前いに読み始めて、読み終わるまで読んでしまいました!
深夜2時すぎでした(笑)

読む前は「カタコンベ」て地下墓地のことで、欧米なんて見学ツアーがあって、しゃれこうべが
ゴロゴロ転がってるなんて話を教えてもらってたので、漠然とオカルトホラーっぽい
おどろおどろしい怖い感じの小説ではないかと勝手に想像していたのです。

読んでみたら違いました。洞窟探検の話でした。お~~洞窟!大好きです!
探検はやった事はないけど、憧れです。。。
奇しくも甥っ子が大学の探検部で色んな話を聞く機会があったので身近に感じたわけです。

さて、物語は洞窟アドベンチャーなのか、推理小説なのか分からないまま進んでいきます。
前半は登場人物、場面が多々変わっていき、テンポがいいなぁ~と思っていました。
しか~し、悲しいかな、人物の名前が覚えられない…。そんなにたくさん出てくるわけではない
んですが、この経歴でこの探検をした人は誰だっけ?なんて、何度も戻っては進みの繰り返しです。
日本の名前でこんなんだから、外国の読み物なんて覚えられなくて困ります~。
そして、バラバラだった登場人物が集まってくるのです。こうなると場面が飛ぶことも少なく
俄然読みやすくなってまいりました。
「どうなるんだこの先は!」と思い出したら眠気もぶっ飛び、ひたすら文字を追いかけます。

自分の予想どうりに展開すると、「やっぱり…」なんてつぶやきながらかなり楽しく読ませていただきました。
残念なことはページ数の関係か、尻切れトンボのような物足りない終わり方だったって事です。
その後、みたいな話を読者は期待しているのです。そして、ロマンスに発展すればステキだなぁ~と
思うあたり、自分はまだ「乙女(?)だ!!」と思いました。
話が終わった後にコナン君みたくちょっとだけ話があれば面白いですよね。

そして、物語のあとに乱歩賞の選考委員の書評が載ってました。
何人か選考委員がいるんですが、ノミネート作品に対する評価は委員によってまちまちで、正に十人十色というのが
ぴったりです。その中でも私の大好きな綾辻行人氏と逢坂剛氏の書評が私の感想と近かったので、
やっぱり好きな作家さんの好みと似てる所があるんだ~と思いました。

今、作者は二作目を執筆中らしいです。楽しみです!!
期待してますので、また読ませて下さいね~~!(次回作も借りる気か??笑)





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最終更新日  2005年04月24日 00時44分39秒
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