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テーマ:『義経』(332)
カテゴリ:義経
今回のテーマは頼朝がどんな世界を作りたいかという理想なんですが、
平家のように公家化しない武家の国を作るという事ですね。 これは頼朝というより、全国武士協同組合(笑)の理想の姿なのです。 ココで、公家化について突っ込んでお話したいと思います。 平家の公家化は全国の武家の恨みを買ってしまったという事なんです。 最初、平家が政権を取った時、武士たちはこれからは自分たちの時代が来る!と喜んだに違いありません。 しかし、ふたを開けてみるとどうでしょうか? 平家が公家に成り代わっただけで、現状はなにも変わらなかったのです。 武士のよりどころと言うと土地です。「一所懸命」という言葉がありますが、これは武士が 土地を守るのに命を懸けることから始まった言葉だそうです。 武士たちは初めはから武士ではなく、荒れた土地を開墾して自分たちの所領としていたのです。 その大切な土地を守るために武力をつけてきたのです。 それが遠い都の権力により、献上として簡単に取り上げられてしまうことが多々あり、 苦労して開墾してやっと収入が入るようになった土地をあっさりと取り上げられ、 ただの管理人になってしまうのです。 それを、守ろうとして反乱を起こしたのが「平将門の乱」ですね。 平家が頼むに足りぬと感じ始めた武士たちは、頼朝になびき始めてたとしても誰も責められませんね。 墨俣川の合戦ですがドラマでのやり取りのように、頼朝は叔父の新宮十郎行家を全く相手にしません。 木曾の勢力にあせった行家は京を攻めるように頼朝に言上しますが、まだその時期ではないと言います。 自分こそ源氏の棟梁だと自負する行家は、頼朝に頼らずとも上洛してみせると、勢力を拡大しながら、尾張、美濃へと進んで行った。 頼朝はこのまま放っておくと何をしでかすか分からないので、監視する意味で兵を一千送ります。 この時の兵はたった二百という説もあります。 その兵を引き連れてやってきたのは、義経の兄義円、幼名・乙若です。そうあの母常盤の3人の息子の一番上です。 ドラマでは、義経の同母兄・義円については全然触れてませんでしたね~!ちょっと残念です。 義円は一番乗りの功名心にはやり、平家方に見つかってしまいあっさりと討たれてしまいます。 義円にさきを越されてはたまらん!と思った行家は、あせり総攻撃をかけようと墨俣川を無理に渡ろうとし、 兵の三分の一を失ってしまいます。そして、散々な目にあって逃げ帰ってくるのです。 ちょっと内容は違いますが「平家物語」でも、義円はちゃんと登場しますよ!! この後、行家は頼朝の所領をねだりますが、。「所領は自分の手で切り取れ」と冷たい返事です。 この時、行家を木曾に走らせたのは、頼朝の失策です。 義経~~~この時、行家と行動を伴にしていたら、もっと違う結末があったかもしれないですね~!! これから、木曾義仲は行家を道案内として都に攻め上って行きます。 義仲、巴の活躍も楽しみですね!! 今回は、いい人そうな範頼も登場して、益々役者が揃ってきましたね~!これから義経と共に戦いに参加していくのですが、 どんなやりとりがあるか楽しみですね!! そして、気になる丹後局!毎回あの妖しさが癖になりそうです! 二位の尼時子より上座に座るのは、法皇の名代だからなのかな?とちょっと疑問を持ちました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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