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カテゴリ:OPERA
※カーテンコール撮影OK Photo Album Photo: ©Shevaibra, courtesy of Tokyo Nikikai Opera Foundation DIE FRAU OHNE SCHATTEN Libretto by Hugo von Hofmannsthal Music by RICHARD STRAUSS 26 Oct,2024 Tokyo Bunka Kaikan Conductor Alejo PÉREZ Stage Director Peter KONWITSCHNY Set & Costume Designer Johannes LEIACKER Lighting Designer Guido PETZOLD Dramaturg Bettina BARTZ ≪東京二期会オペラ劇場≫ボン歌劇場との共同制作 リヒャルト・シュトラウス『影のない女』オペラ全3幕《新制作》 ※2022年2月上演予定から延期 2024年10月26日(土) 東京文化会館 大ホール 指揮:アレホ・ペレス 演出:ペーター・コンヴィチュニー 東京交響楽団 10.24(木)10.26(土) 皇帝 伊藤達人 皇后 冨平安希子 乳母 藤井麻美 Der Geisterbote伝令使 友清 崇 (全日出演) 高田智士 (全日出演) 宮城島 康 (全日出演) 若い男の声 高柳 圭 鷹の声 宮地江奈 バラク 大沼 徹 バラクの妻 板波利加 バラクの兄弟 The One-eyed Man:岩田健志(バリトン) The One-Armed Man:水島正樹(バス・バリトン) The Hunchback:児玉和弘(テノール) *** コンヴィチュニーによる「影のない女」を用いたコラージュオペラ でした。 最初からコメディと思って見ると、腹も立たなかった。 案ずるより産むが易し(笑) 一番気の毒なのは、やっぱり期待して来たシュトラウスファンとアレホ・ペレス よく断らなかった。 ※内容に触れるのでこれから見る方はご注意を。 第一部は100分 本来の第一幕と第二幕の途中まで 夜警の声がラジカセから流れてくると妻が音を止めに来て夫婦げんかに発展する しかも日本語で罵り合う 大沼バラクが「台本どおりにやろうよぉ」と呟くと客席が受けた。 この言葉でちょっと救われた。 そのまま第二幕へ 出かける夫 またあの医者(若い男)が来るが、皇帝に脅され、追い払われる。 皇帝は医者の白衣を来て胎児を取り出そうとする(堕胎) バラクたちが戻って来て宴会を始める 皇帝は囲っていた立ちんぼ(皇后)に逃げられて怒り心頭である。 皇后は鷹にヤクをもらうが そこに皇帝が来て 殺されそうになる 第二部は45分 バラクの妻のモノローグ 二重唱 は第3幕冒頭と同じ バラクが駆けつけ二重唱 バラクを出て行かせ 皇后が暴れまくって あなたは必要ないと 乳母と別れ ガイスターボーテ3により 乳母が追放され 皇后が命の水を呑まないというシーンで めでたくご出産(不義の子) ここで3幕の音楽が終わり 第二幕の幕切れ バラクが怒って妻を殺そうとするシーンの音楽に無理矢理つなげる 実際に妻たちは○○〇 ○○〇○○〇だけが奪われる 第二幕幕切れの音楽で全幕了 百歩譲っても第三幕のフィナーレの四重唱がないのが「詐欺」的であることは否めない。 何だったら終わった後に四重唱だけ演奏会形式でやったら良かった。 歌手では 乳母の藤井さんがすばらしかった。 美しくかつダイナミック そして皇后、冨平さんもすばらしかった。 カイザリンという役はドラマチック・コロラトゥーラ・ソプラノというパワフルかつ超高音も出さなくてはいけない、しかもドイツのソプラノに特有の味を持つ稀なFachである。かなりレアで難しい。冨平さんにぴったりだった。 その他の歌手も大健闘だった。 *** FACH The Emperor Der Kaiser Tenor Fach:Lyric Tenor/heldentenor The Empress Die Kaiserin Soprano Fach: dramatic coloratura soprano The Nurse Mezzo-Soprano or Contralto Fach: dramatischer Mezzosopran Barak Bass-Baritone Fach:Heldenbariton The Dyer's Wife Die Färberin Soprano Fach:Spinto Soprano/high dramatic soprano * Baraks Brüder (Tenor/Bariton/Bass) The One-eyed Man Bass or Baritone The One-Armed Man Bass The Hunchback Tenor Der Geisterbote (Bariton, Hoher Bass) Der Hüter der Schwelle des Tempels (Sopran) Die Stimme des Jünglings (Tenor) Falke (Sopran) Stimme von oben (Alt) Stimmen der Wächter (Tenor/Bariton/Bass) Sechs Kinderstimmen, Dienerinnen (Hauptpartien kursiv) *** 第1幕 駐車場 車 売春婦が2人、うろうろしている。 マフィアの取引で撃ち合いになる パンパンと銃声が鳴った後に最初のカイコバートの音が演奏される カイコバートの音楽が銃弾に見立てられている 何かアタッシェケースに隠されたものが盗まれる 乳母は銃撃を避けようと蹲っている ガイスターボーテ1(友清さん)が乳母を脅す Nicht der Gebieter, Keikobad nicht, aber sein Bote! 乳母: Durch ihren Leib wandelt das Licht, als wäre sie gläsern. ガイスターボーテ1は撃たれ死ぬ 乳母はいわば二重スパイでマフィアのもう一人の頭目、カイコバートに使われ、マフィアの親分、カイザーの側に潜入している。 カイコバートは3日以内に娘のカイザリンが子供をおろさなければカイザーをコンクリ詰めにするというのだ。 車のドアが開き、ヤクザの親分(皇帝)が座っている 何かのケースを暗証番号らしきものを打ち込み開けようとしている(ここはよくわからなかった) 最初は黒メガネをかけている und sie hatte den Leib einer weissen Gazelle und warf keinen Schatten und entzündete mir das Herz ー und in meinen Armen rankte ein Weib! ーDenn meiner Seele und meinen Augen und meinen Händen und meinem Herzen ist sie die Beute aller Beuten ohn' Ende! 輝かしきユーゲントリッヒャー・ヘルデンテノールの美声を響かせる伊藤達人さん ここの最高音B(B♭)複数回 皇帝は(鷹を狩りに)出かけていく 「鷹」は皇帝の愛人 乳母は人払いをする 車の中から助けを求める皇后 車から出てきた皇后 皇帝にさらわれて囚われている女 皇后 Ist mein Liebster dahin あの人は出かけたのね もっと寝ていたかったわ in eines Vogels leichten Leib ここは最初からものすごい高音のコロラトゥーラが書かれている Vogels で Hi Dまで上がるアジリタ お守りをなくしたわ 皇后は腹に詰め物をしている。偽装妊娠? 街娼の「鷹(ファルケ)」と言い争う皇后(カイザリン) ファルケは皇帝の愛人でカイザリンとつばぜり合っている(このシーンでは) 置き換えに関しては全てが単なる思い付きで元の台本との整合性が全くなく ドイツ語のセリフとの齟齬が著しく、字幕すらこの奇天烈演出に合わせて細かく改ざんされていた ああ悲しや Weh mir シーンによって読み替えもくるくる変わっていて眩惑させるのが目的 皇帝が石になるというので皇后は影を探しに行く→ マフィアの親分がコンクリート詰めにされるというのでカイザリンは遺伝子研究所に赤ん坊を盗みに行く <乳母の歌カットあり(通常のカット)> 遺伝子研究所 身体障碍者の設定のバラクの弟3人は、健常者の研究員に読み替えられている Baraks Brüder (Tenor(児玉)/Bariton(岩田)/Bass(水島)) 岩田さんが金髪で最初誰だかわからなかった😲 所長のバラクは研究によって胎児を創り出そうとしている バラクの妻は腹に詰め物をしている 想像妊娠? 多分バラク妻は不妊で治療を受けている おい、仕事しろ バラクはパソコンを打ち込みながら本を見て研究している こいつら追い出してよ! バラク: Kinder waren sie einmal あいつらだって昔は子供で、まともだったんだ バラク: 俺に子どもを産んでくれ Und ich will preisen ihre Begierde und danksagen im Herzen, dass ich bestellt ward, damit ich sie stille 体質改善のために変なものも7回も食ったし おまえが多少おかしくなったって我慢するさ むしろ感謝するよ バラクの妻: あんなの迷信よ Dritthalb Jahr bin ich dein Weib 2年半も夫婦なのにできなかったわ もうあたしはあきらめたの だからあなたもそうして。 バラク: Aus einem jungen Mund ひどいこと言うなよ 俺は怒らないから 待ってるから いつか祝福されたものがやってくるのを バラクは口が悪い妻に閉口しながらいつか奇跡が起こるのを待っている こういうキャラ設定のバラクがどうして第二部でああなるのかほんと理解できない バラクはアタッシェケースにいろんなものを詰め始める 瓶詰の胎児の標本の頭を愛おしそうにポンと触る(笑) 本を2冊入れようとするが閉まらないのでその本を取り出してようやく閉じる バラクの妻: こんな家(うち)出ていきたいわ。 バラク: Trag' ich die Ware mir selber zu Markt, spar' ich den Esel, der sie mir schleppt! <字幕>「ラバ要らず」ではなく「経費節減」でした(笑)字幕制作者の苦労偲ばれて笑いこみ上げる。 すると勝手に部屋を掃除する二人の掃除婦が現れる なんなの、あんたたち からかいにきたの? 娘よ、残念ですねもう帰りましょう もう秘密を知ってるようね 秘密って何? この影を売るんですよ 鏡がないわ ここで大爆笑 キャスター付き寝台に寝そべった、白衣を着たセクシーな若い医者(若い男の声)が看護婦たちに押されてすごいスピードでやってくる セクシーポーズに笑 医者はベッドの上にバラクの妻を寝かせのしかかる。 医者; Gäb ich um dies Spiegelbild doch die Seele und mein Leben! バラクの妻はすっかりその気になるが 幻影は消える 乳母: 子供を産むと体がボロボロになるのよ バラクの妻: 母親業なんてもう御免よ バラクだってあたしに触りやしない So ist es gesprochen und geschworen in meinem Innern 乳母: 3日間お仕えしますわ その後あなたは私共に影をくださるのでよろしいですね バラクの妻: 夫が帰ってきたわ 5匹の魚と鍋などは登場せず 魚の代わりに腹の詰め物の白いクッションがさきほどのベッドの上に投げられる バラクが戻ってくる バラクのベッドが置かれているの バラクの妻は同衾拒否 バラクの妻: So ist es gesprochen, und so geschieht es. バラク: Sie haben mir gesagt バラクは仕方なく一人寝 その前にラジカセを持ってきてスイッチを入れる ラジカセから流れる夜警の声 子作り礼賛の歌に頭に来たバラクの妻はすたすたと別室から戻ってきてスイッチを切る バラクがつける また切る つけるの応酬を繰り返し しまいにはラジカセの音ではなく オケの生音まで止めてしまう これは演出家の観客への挑発です おらおら 悔しいだろ? って バラク: Sei's denn! じゃ勝手にしやがれ セックスレス夫婦 そして音がなくなって日本語で口汚く罵り合う夫婦 大沼氏の絶妙のアドリブに拍手する客も (本来なら第1幕の)幕切れには音楽はない コンヴィチュニーはここで客が2,3人席を立って帰ってくれればいいと思ってる 茶番だ そのまま(本来の)第2幕に突入する 第2幕 すぐにバラクが出かけていく 夢の中に出てくる一度見かけた男 ではなく 若いセクシーな医者 だが 彼はやってきたカイザーにピストルで脅されいなくなる カイザーは医者の白衣を着てバラクの妻?とカイザリン?にのしかかり、大きな鉗子を手にして堕胎させようとする? しかしそこに酒を大量に持って帰ってくるバラクと研究員たち 「乱交パーティ」とプログラムに謳われているが普通の飲み会レベルだった バラクは皇后に酒を二瓶渡して、バラクの妻にも勧めるように言う バラクの妻は怒り出す そんなもん食いたくないよ! 音楽すばらしい! 舞台が回って さきほどの駐車場になる 車がバックしてくる(笑) 娼婦がいる 皇帝は激怒している お気に入りの女がいなくなった チェロ? 鷹の声 皇帝: Falke, Falke, du wiedergefundener これはどういうことなんだ? すばらしい! ファルケがカイザリンにヤクを渡す。 カイザーは激怒し、カイザリンはヤクを落とす カイザーはカイザリンを殺そうとする 最初は銃で自殺させようとする しかしファルケが止めに入り 銃が暴発する カイザーはダガーを取り出し殺そうとするができない そして自分の手で首を絞める、しかしできない Meine Hände vermögen es nicht! Wehe, o weh! 石になる動機と魔法の音楽、鷹の声 研究所 さきほどのパーティの後。 バラクはベッドの上で酔いつぶれている バラクの妻: 早く仕事に行きなさいよ! バラク: 飲み物をくれ 乳母が飲み物を渡す バラク: 暑いな バラクは飲み物を床にぶちまけてしまう バラクはベッドの上で眠ったままだ カイザーが入ってきてその横で○○○を○○○する バラク、起きて 強盗よ! なんだと おい研究員たち来てくれ バラクはこれでは仕事できないと嘆く バラクの妻: Um Nahrung für mich gräme dich nicht! Und wenn du mich siehst meine Tücher nehmen あたしは出ていくんだからね。 バラクの妻は着替えて○○○と出ていく。 茫然とするバラク バラク: Wer da? 同情が愛に変わったのか○○○がバラクと… バラクは茫然としたままそれを受け入れる 表情は見えない いっさい動かない カイザリンはベッドの上に倒れる 同じ場面のまま音楽は場面転換の音楽を奏でる カイザリン: Da und dort alles ist meine Schuld – Ihm keine Hilfe, dem andern Verderben – Barak, wehe! Was ich berühre, töte ich! Weh mir! Würde ich lieber selber zu Stein! バラク、わたしの罪よ 私がいると回りが不幸になる あたしが石になればよかったのよ 幕を引いて閉めるカイザリン 第一部了(ここまで100分) <休憩25分> 第二部(エピローグという位置づけ) 心理療法の治療が行われている場所 乳母はセラピストをやっている。 本来は第3幕の冒頭の バラクの妻のモノローグ (本来の第2幕の《第一部》幕切れ以降の音楽は使われず、ぶった切られて最終シーンに使われる。まあ~音楽とドラマが一番すごいとこだからそうしたくなるのはわかるけど、それじゃもうこれは「影のない女」ではなく「影のない女もどき」である。) バラクの妻: Schweiget doch, ihr Stimmen! Ich hab' es nicht getan! Barak, mein Mann (本来なら夫婦がすれ違っているシーンなので別々に歌われるのだがこの演出ではバラクがこの部屋にやってきて妻にすがり この作品の中で最も感動的な二重唱を歌うのである。 赤ん坊の父親がバラクではなく出奔した妻なのでコンヴィチュニーは皮肉なシーンにしたかったのかもしれないが、大沼氏はその上を行く。まじで感動する熱唱。) バラク: Mir anvertraut, dass ich sie hege, dass ich sie trage auf diesen Händen und ihrer achte und ihrer schone um ihres jungen Herzens willen! Fürchte dich nicht. Fürchte dich nicht. 低音そして高音で歌われる …涙… 天上の声がバラクを赦し導くのだが、この声を歌うのは《乳母》。Why why?メゾだから乳母が歌えばいいんじゃ的なこと? Auf, geh nach oben, Mann, der Weg ist frei! バラクは出ていく バラクの妻: Komm zu mir! Barak, mein Mann! Strenger Richter 霊界の使者2(宮城島さん) Hinweg! 乳母の元に「第二の」霊界の使者が現れる。霊界の使者が3シーンとも違う人が来る意味が分かりません。 皇后がカイコバートのもとに行こうとするシーン ソファに寝ている妊娠したカイザリンのシーンになる 当然舟など出てこず お父さんなの? ich fürchte mich nicht ich bin in ihm, er ist in mir! Wir sind eins. Ich will zu ihm. 乳母のシーンカット Zur Schwelle des Todes! 今まで人に従うだけだったカイザリンは診療室の備品を放り出し破壊する あなたにはわかってない du taugst nicht zu mir! あなたはもう要らない人よ バラクとその妻はお互いを探している 乳母はそれぞれに嘘を言う 命の水を飲めばカイザリンに危害が及ぶと乳母は心配して カイコバートの名を呼ぶ すると霊界の使者3が…(高田さん?)(宮城島さん?) 使者は乳母を脅して追い払う 使者の歌カット ヴィオラソロ? 皇后: お父さんあなたなの? Goldenen Trank, Wasser des Lebens <このへんの命の水のシーンはなかったような気がする…> <皇帝が石になっているシーンもない> <皇后の素しゃべりの部分(ドイツ語)ももちろんなし> <Ich will nicht! もなし> 産気づいた皇后 車いすの皇帝が花束を持って駆け付け バラク夫妻も出産を応援する カイコバートの動機と共に赤ん坊が生まれる 赤ん坊はすぐに言葉をしゃべるが(日本語で)聴くにもおぞましい言葉だった Ich will nicht!を日本語で言わせた?のかもしれないがそれに続く言葉が… はっきり言って演出は○○ってる ノイエンフェルスのネズミの『ローエングリン』を思い出しちゃったよ 甦った皇帝が歌うソロ 皇帝:Wenn das Herz aus Kristall zerbricht in einem Schrei, ここから終わりまでのすべての音楽がカットされている。 場面代わってレストランの情景 ここで第2幕の後半の音楽が使われる 食事をするバラク 女たちは2つのベビーカーを押している 車いすに乗った皇帝がきて椅子をひとつどかせて同じテーブルにつく 皇后が皇帝に文句を言い あっけなく○○○○○ バラクの妻が文句を言い始め あたしを殺してというと 皇帝はバラクにピストルを渡し バラクは笑いながら妻を○○○ 皇帝は赤ん坊を抱くと、笑顔でバラクと出ていく え?あ~そういうことか…だからバラクはできなかったんですね… 本来の第2幕の幕切れの音楽で 全幕了 暗転 ブーイングが起きる カーテンコールにコンヴィチュニーは登場せず ※カーテンコール撮影OK Photo: ©Shevaibra, courtesy of Tokyo Nikikai Opera Foundation *** Related links 2024年10月23日 アレホ・ペレス指揮マスタークラス 2024年10月25日 影のない女 予習編 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年10月30日 09時24分44秒
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