心臓病のこと
我が家の次男坊コウちゃんは、心房中隔欠損と肺動脈狭窄という心臓の病気を持って生まれました。簡単に言えば心臓に穴が開いている、心臓で血液の流れる部分が細くなっている病気です。診断は生後五日目、退院診察のときにくだされました。妊娠中、コウちゃんはなかなか大きくなれず、頭囲は標準よりも6週も小さかったり、胴囲も3,4週分小さく34週で1800グラム、一週間ごとに検診に行きなかなか増えない体重にやきもきさせられました。そして37週のときに、個人病院から総合病院に転院することになりました。とてもショックで涙が出ました。ただ、体重が少ないだけかもしれないという言葉にすがりながら、出産の日まで不安で仕方のない日を過ごしました。ほんの50グラム推定体重が増えるだけで嬉しくて嬉しくて。最終的に39週5日で生まれた時の体重は2326グラム。周りの赤ちゃんに比べると、小さくて手足も折れそうに細かったです。それでも保育器に入らず、何の問題もなさそうに見えました。しかし、生まれたその日に小児科の先生は心雑音があったのを確認していました。また、小さく生まれたために体温調節が苦手で、熱を出したり、体温が下がりすぎて治療したり。元気に生んで上げられなかったことが申し訳なくて仕方がありませんでした。さて、そんなコウちゃんですが、今は元気いっぱい普通の赤ちゃんと変わりません。生まれたときに7,8ミリといわれた穴のサイズは一ヶ月検診で6ミリ程度とあまり変わらず、肺動脈狭窄のために相変わらず心雑音がありますがとりあえずは経過観察のみ。病気を治すために私がしてあげられることが何もなく、そのことがまた辛くもありますが、特に問題なく普通に過ごせる毎日に感謝しています。機会があれば、勉強したりしていきたいなぁ、と思ってます。