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テーマ:最近観た映画。(40147)
カテゴリ:映画館で見る映画
上記YouTube予告編のページに書き込まれていたコメントを安易に引用- 「見終わった後に、答えの無い焦燥感に苛まれる予感がする。」 いや、まさしくその通りの映画でした。 子供の人権・体罰・教育、特に義務教育の役割・・・ここ20年来(もっと前から?)延々と議論されていること、まあ簡単に結論が出ることじゃない。この映画見て「うん、こうすべきだ」とか思っちゃう人いたら、むしろそっちがおっかない。・・・そんな人いないか。 俺は教師から殴られた世代。時には理不尽な怒られ方されたこともあったけど、別にそのことを恨んではいない。 でもこの映画に出てくる「80年代の戸塚ヨットスクールの訓練風景」にはドン引き。ありゃーただの暴力だわ。 あと、映画の中に3人の母親が出てくるんだけど、この人たちへの違和感。何だろう、イラク人質事件の家族に対して感じたものと同じ違和感? それと、この映画見て思わず笑ったのは(笑っちゃいかんけど、つい)今いる訓練生は不登校児ではなく、半数以上が成人の引きこもり、ニートだということ。 一児の父親の訓練生とか、そんなんいるんだー、とビックリ。 最後の方に出てきた40代の訓練生もなかなかスゴイ。海に出る際、ヨットにちょっとしたロープ掛けの手作業をする必要があるみたいなんだけど、自分の手は一切動かそうとせずに「いや、出来ません、やって下さい。お願いします」と言い続けてんの。 正直、このシーン見ると戸塚校長に同情したくなる。 しかし何より感じたのは 「この映画を作った東海テレビすげえ」ってこと(俺、バカ?) このテレビ局、他にもこんなん↓作ってるし http://tokai-tv.com/news_program/20090101_news_5784.php 真珠婦人、牡丹と薔薇から戸塚ヨットスクール、光市母子殺人事件弁護団のドキュメンタリーまで。 うーん、守備範囲広いっすね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月25日 09時28分58秒
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