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テーマ:ビートたけし(24)
カテゴリ:映画館で見る映画
本日の日経夕刊最終面にたけしのインタビュー記事が載っています。
《北野武さん「アウトレイジビヨンド」監督》。青色部分が記事引用部です。 「日本人は想像力を使えなくなっている。映画では前より倍しゃべって説明しないとダメになった」 中略 初期の北野作品の脚本にはセリフがなく、こんな雰囲気でというメモがあっただけ。映像が雄弁に語った。だが時代が変わった。 「おくりびと」を見たときの違和感を覚えています。同じように思っていた人は結構いた模様。 「ここまで説明するのかよ」って、あっちこっちに書かれていました。 例えば鮭が遡上する川の上での会話。 腐乱死体を片付けた夜の鶏鍋(ご丁寧に鶏のカシラまでテーブルに出ていた。判りやすいw)。 吉行和子扮する銭湯のオバチャンを火葬場で焼くときの「私は門番です」という笹野高史のセリフ。 まさしく「説明しないとダメなの?」みたいな場面が延々と続きました。 「~そこまで徹底して教えないと客が理解しないのか?」 そうなるとイメージカットは役に立たない。言葉が増えてショット数も増えると、情景描写が入らなくなる。ならば登場人物に徹底してしゃべらせよう。 中略 今回は「肉体的な暴力ではなく、口で追い詰める精神的な暴力」を狙った。 「アウトレイジ ビヨンド」特別メイキング映像↓怒号シーン 「たけしのヤクザ映画? BROTHER見てがっかりしちゃったよ」の自分としては今回の「アウトレイジ ビヨンド」はスルーするつもりでしたが、、、 行けるとしても10月下旬になるけど、見に行ったほうが良いかなあ? たけしの映画。初期4作品も確かに神懸かり的ですが、自分のイチ推しはやっぱコレ。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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