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テーマ:お勧めの本(7406)
カテゴリ:この本がお勧め!
祝・富士山の世界文化遺産登録!
個人的には自然遺産ではなく文化遺産のほうが嬉しいような気もします。 自然遺産なら「単にデカイ」とか「めっちゃ奇観」とか「人の手が全く加わっていない」とかの要素が重要だったりしますでしょ。 でも今回の富士山の世界遺産認定はそうじゃない。我々の生活や祭祀と富士山との重要なかかわり、つまり文化まるごとが対象です。 で、この本ですよ↓
各ページ見開きで大正時代ぐらいまでのモノクロ写真と有名な浮世絵との対比がされている。 西洋絵画的なリアリズムの画法とは異なりますが、江戸時代の浮世絵ってめっちゃリアルだったことが良く判ります。 今は由比でなんとか同じ構図が確認できるくらいですが、たかだか80年ほど前までは浮世絵に描かれた光景がそのまま残っていたことにも気付きます。 江戸時代って遠い過去の時代ではないんだな。つい少し前、手を伸ばせば届くくらい身近なんだな~、とこの本を見てつくづく実感。 さらに「おお、広重はこの場所に立っていたのか!」と、なんだか絵師の隣で自分も同じ風景を見ている気すらしてきます。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年07月08日 05時31分21秒
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