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テーマ:お勧めの本(7403)
カテゴリ:この本がお勧め!
本日、3月17日に配信されたWEBニュースです。
なぜ『赤毛のアン』 日本でこんなに人気? - NewSphere 「赤毛のアン」の翻訳者である村岡花子の生涯を描いたNHKの連続ドラマ「花子とアン」が3月31日から放送開始予定である。村岡花子が日本で初の翻訳版を出版したのは、60年以上前の1952年。 以来、現在まで続く、日本での「赤毛のアン」人気について、複数の海外メディアが注目している。 (中略) 日本で有名な「赤毛のアン」であるが、その本の舞台となったカナダでは意外に知られていない~ ふうん、そうなんだ。すっごく面白いのにもったいない! そう言えば自分がドイツ語を習っていた数年前、こんなこと↓がありましたっけ。 ドイツ人の先生と一緒にテキストを読みながら、、、 先生(ドイツ語で)「このセンテンスで判らない部分はないかな。Sommersprosseは判るかな」 ※ちなみにSommersprosseって「そばかす」のことですよ。 自分(ドイツ語で)「はい、知ってます。赤毛のアンにもSommersprosseがありますよね」 先生(ドイツ語で)「ん? それは何のことかな?」 "Anne mit den roten Haaren"とか"Anne auf Green Gables"とか一生懸命説明したのですが自分の拙いドイツ語、しょぼい発音のせいもあって先生は「???」のままでした。 今思うとそもそも知らなかったのかもね。 自分はいい歳をしたおっちゃんですがこの本が大好きです。 特にアン(Anne←eが付きますよ)がダイアナをお茶に招くシーンが好き。二人でかしこまってお芋のでき具合を話すところなんて読むたびに笑ってしまいます。 マシューの「そうさな」っていう口癖、「焼き鳥」とか「いちご水」という言葉をあえて使った村岡花子さんの訳がまた良いんですよ! 本当にほんわかします。 村岡さんは戦争中、灯火管制のうす暗い明かりの下で、防空壕の中で、この本を翻訳したんですよね。しかもカナダは当時の交戦国なのに。その点も実は自分の気に入っている部分です。 空襲を受けている最中でも村岡さんが訳し続けたこの作品。 面白くないはずがありません。
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