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カテゴリ:家の片づけ
今回、我が家の大整理をするにあたってあらかじめ決めていたことが一つあります。 「和服や反物は整理対象から除外する」ということ。 和服・反物はなるべく早く価値の判る人に見てもう。それから処分を考える。 別に転売して一儲けしようとか考えているわけではないですよ。 自分が「ときめくか、ときめかないか」で廃棄しちゃう、って言うやり方がねえ、、、 自分のものならその手法もアリでしょう。 でも親やさらにその前の代から残してきたもの、さらに自分の知識が十分にないものに対してその基準を適用するのは傲慢ではないか、と思う訳です。 正直、和服以外にも処理に苦慮するものがあります。 例えば人形。 人形は捨てるにしてもきちんと和紙なりで包んでからそれだけで別にして処分することにしました。 あとこんなんはどうしましょうか。 大量のアララギ。これって短歌の雑誌だったかな。 家族の誰かが投稿した短歌が掲載されているとしても、、、とても探しきれない。 こんなのも。未開封の小唄のカセット。 なんでウチにあるのか不明。そもそも小唄っていうのが良く判らんし(苦笑) こんな和綴じの本も出て来た。 これは「お能の謡本」というものらしい。 ふーむ、どれどれ、中を開いてみましょう、、、、よ、読めない。 一部のページに鉛筆で書き込みあり。誰かお稽古していたんだろうか。 「安達原」と「船辨慶」の奥付。(この写真のみクリックで拡大します) 昭和30年頃に発行されたものみたい。お稽古時の取り違え防止用なのか、ウチの苗字の三文判が押してありましたから「家族の誰かが所有していたもの」であるのは間違いなさそうです。 正直、どれも自分は「ときめかない」ものばかりです。さらに雑誌、カセット、稽古用謠本とどれも唯一無二のものではなさそう。 と言うことですべてバッサリ処分することにします。 それでもなお疑問が残る。 「自分がときめくか、ときめかないか」で物を処分するのは本当に正しい方法なのか、と。 だってその理屈でイスラム原理主義の人や北朝鮮の人が京都や奈良で整理したら、、、みんな捨てられちゃいますよ? そんなことを考えながら整理は続くのであります。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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