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カテゴリ:この本がお勧め!
さあさあ! ゴールデンウィークがやって参りました。 家族サービスで出掛ける以外に予定もなし。家にいる間の読み物を確保しておきたいところです。 ということで楽天ブックスで購入したのが池田邦彦先生の作品。 2015年の11月に発売された↓こちらと、、、
最新作、今月22日に発売されたばかりのこちら↓の全2冊です。
で、昨晩到着、さっそく開封しちゃいました(両方とも開封時のシュリンクは外した状態) 甲組の徹〜庫内手・機関助士編〜の主な舞台は戦時中の糸崎機関区です。 糸崎駅構内での入換に従事する6000型という古典ロコやそれを運転する老機関士が印象深い(第4話)。 おそらくこの先は「広島への原爆投下、終戦、復員、人員整理、ゼネスト、復興」が本人の成長や昇格とともに描かれるんでしょうね。 一方のグランドステーション~上野駅鉄道公安室日常~(1)の方は題名の通り上野駅の鉄道公安官が主人公で昭和40年頃が舞台となっております。 こちらも第4話が面白い。ストーリーももちろんなんですが「常磐炭鉱まで人探しに行った帰り、水戸駅から乗った特急がキハ81のはつかり」でそれが一切説明なしに絵になっているところが面白い。 なんだか試されているようで(苦笑) ※特急はつかりはPC時代&気動車時代は常磐線経由だったんです。 ゴールデンウィーク中の読み物用として買った筈ですが気付けば連休スタート前に読んでしまいましたわ。どちらの物語も今後の展開が楽しみです。 でもねえ、、、 池田先生、自分が本当に待ち望んでいるのは「カレチ」のエピソード2なんですよ。 「カレチ」の主人公、荻野は国鉄民営化時にJRに移らず退職しております。JRでの活躍はあり得ません。 しかし「1巻から5巻までに描かれていないエピソード」ならまだまだたくさんあるんじゃないの。 それを読みたいなあ、と思う訳です。 ほぼまんま2013年08月23日にUPしたもののコピペとなりますが各巻の表紙を見てみて下さい。 第1巻:ED74と20系客車
第2巻:481系ヒゲなしボンネット車と471系冷房車(475系かも)
第3巻:クハネ581(583でないところがシブい)と20系緩急車
第4巻:DD54の4X(?)号機、窓枠はHゴム。左は「急行だいせん」のスロ54かな
第5巻:EF66の40番台(右が切れていますが)、1985年以降、下関にあった機関車です。ヘッドマークも円形ではなく富士山型になってますね。
ね、「カレチ」1巻~5巻の表紙を見るだけでも物語が無限に浮かんでくるようじゃありませんか。 と言うか、間違いなくある筈なんです。 舞台はかつて物流と旅行の圧倒的な部分を担った国鉄、そこで働く主人公と乗客たち。すなわち昭和の日本そのものなんですから。 鉄道にまったく興味もない人でも十分に楽しめる、読み応えのある物語。 本当にお勧めしたい漫画です。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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