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テーマ:自由律などの歌(4)
カテゴリ:この本がお勧め!
きっかり一年前、2017年の1月4日にこんな記事をアップしました。 「言葉の力」ってすごいな。尾崎放哉の句をご紹介。 そもそもの発端は楽天ブログで自作の詩を発表されているLAME39さんが自分のコメントをご自身のブログ内で紹介して頂いたこと(*^^*) LAME39さん、あらためてお礼申し上げます。有り難うございました。 あれがきっかけで自分自身も尾崎放哉の句集や伝記を読み返すことができましたよ。 それが去年の一月のことです。 で、それから10ヶ月が経過した2017年10月12日、夕食後だったかに居間でテレビを観ていたんですよ。 木曜19時からのTBS系、浜ちゃんがMCをやっている「プレバト才能ランキング」。 ちょうど番組前半の俳句査定のコーナーをやっておりました。 そしたらいきなりこんな句が登場!!! NON STYLE・石田の俳句。 空をひっかく 葉先から 枯るる テレビ見ながら「何だかまるで自由律の俳句みたいだな」って思っていたら、、、 夏井先生「自由律俳句がここで出るとは」 さらに尾崎放哉の句の紹介まで!!! あ、そうか!!! 「自由律俳句みたい」、じゃなくて「そのもの」だったのね。 自分は完全に油断しておりました。 「まさか民放19時からのバラエティ番組で自由律や放哉が出てくるとは!!!」って感じです。 ノンスタ・石田の句は文末の一文字だけ直しが入りましたが夏井先生も「果敢な挑戦に拍手!」と褒めておりましたっけ。 さらに12月14日には女優の中田喜子さんまで自由律に挑戦!!! ご本人の原句は 梟(ふくろう)の羽ばたき 百夜の湯治場 夏井先生の添削が入って語順が入れ替わりました。 梟の羽ばたき 湯治場の百夜 確かにこの方が冒頭の「梟」、一番最後の「夜」が対になって句全体の「夜の薄暗いイメージ」がずっと持続する感じです。 最近のオッサレーな温泉ではなく昔ながらの湯治場、自炊部もあるような全然華やかではない湯治場の暗がり感が強まる、と言うか。 どうです、中田喜子さんのこの自由律俳句。 梟の羽ばたき 湯治場の百夜 いやー、いいじゃないっすか。気に入りましたよ。 ちなみに今日は年明け一回目のプレバト、冬麗戦。ここでもノンスタ・石田は破調の句で挑んでおりましたね。 (ただし今日の作品は定型の方が伝わる、とのことで直されておりましたが) 今まで「自由律の俳句が好き」とか「尾崎放哉が好き」とか言いたいとき、前後に要する説明が大変だったんですけどね(苦笑) これ、ひょっとしてひょっとしたら、、、今年は自由律俳句がくるのかな??? こちらもご紹介しておきますね。
句集以上にお勧めなのがこの2冊。
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