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『名前も呼ばないあのひとと』山本巳未 19話・20話・21話
名前も呼ばないあのひとと1【電子書籍】[ 山本巳未 ] *ネタバレにつながる可能性の言葉が出てくるかも知れませんのでご注意下さい。 電子書籍で4巻まで無料だったので軽い気持ちで読んだら 続きが気になってついつい購入。 そして激しく後悔。 19話・20話・21話(最新)は、この物語の1巻冒頭につながる衝撃回になっています。 名前も呼ばないあのひとと19【電子書籍】[ 山本巳未 ] ストーリーはある結婚式披露宴の席で出会った4人の男女が、 新婦の陰謀的な?共通点から飲み仲間となった事が始まりのドロドロ恋愛ストーリー。 冒頭シーンを除けば、割とよくある恋愛系のお話で ドロドロ感もそれほど感じないで読めたのですが 19話から一気に怖ろしい展開へ発展していきます。 もう本当読んでいて胸が痛かった!! 主人公への感情移入とかではなく、登場人物の悪意がダイレクトに突き刺さってきた感じの痛さで 泣きそうになったほど。 好き、という気持ちをどう拗らせればこんな事になってしまうのか? その後にした事の虚しさも感じず、好きな人を手に入れる手段に何の罪悪感も感じていないのが怖い。 たぶん、それまでに辛く苦しい片想いの描写や激しい嫉妬の描写が無いから余計にいきなりの展開が怖く感じたのかも? マンガ読んでいてこんな経験は久方ぶりかも知れないな。 この衝撃とやり切れない気持ちをなんとかしないと、と気持ちを浮上させるべく、衝撃シーンについて考えてみるとあの手口は ・昔の名作少女マンガのシーンで似たような事やってたな。 ・有名作品ではないけど映画好きな人は観ている人が多そうなサスペンス?映画でも似たようなシーンが あったな。(これもその後の展開がある意味トラウマレベルで記憶に残っています。) と思い、さらに21話でのポストのシーンで 「え、それ最近の人、よくやる手口なの?怖っ!!」 「『サレタガワのブルー』でも同じ事があったね。」 ▽こちらは5月から新章?がスタートするそうです。 サレタガワのブルー 分冊版 39【電子書籍】[ セモトちか ] と少しづつ気持ちを落ち着けている所ですがこの後、辛い展開とドロドロ展開が当分続くのでは? (短話売りで1話がそんなに長くないので。) と思うと、ある意味「ザマァ展開」に発展してから読めばよかったなぁ、という後悔とともに この重苦しい気持ちを何とかする為に、甘々系マンガを読もうと考え中。 ▽オススメ! わたしの幸せな結婚【分冊版】 1【電子書籍】[ 顎木あくみ ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 15, 2021 04:52:45 PM
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