「一生刑務所でもいい」
「一生刑務所にいてもいい」。弁護人に漏らすほど、吉本やす子被告(58)は反省しているという。26日、横浜地裁であった相模原市の息子2人殺害事件判決。増えた白髪が苦悩をしのばせる吉本被告は法廷では、村上博信裁判長の説諭にも無表情なままだった。…吉本被告は、知的障害のある次男隆幸さん(当時24歳)の介護のため定年前に保育園を退職、ひきこもりの長男健一さん(同29歳)の面倒も一人で見ていた。検察側は介護疲れも動機と主張したが、吉本被告は「隆幸は私の太陽でした。介護は負担ではなかった」と公判で反論。判決も検察側主張は退けた。…毎日新聞 →全文