家庭食用油の廃油回収始める
飯塚市のNPO法人「こすみんず」は、家庭から出る食用油の廃油回収を始めた。廃油は固めるなどして燃えるごみとして処理する決まりだが、台所からそのまま流されることもあるため、川の水質悪化の原因になっているという。回収した廃油は軽油の代替燃料「バイオディーゼル燃料(BDF)」の原料に再利用する。現在は市内の3自治会で回収しているが、いずれ市内全域に広げる考えだ。こすみんずによると、知的障害者授産施設「竜王の里」(飯塚市高田)が独自に事業所などから回収、精製したBDFを飯塚市が買い取り、ごみ収集車とし尿処理車計2台の燃料にしているが、こすみんずが回収した廃油もこの燃料用に引き取ってもらっている。…読売新聞 →全文