中1の娘殺害 懲役10年求刑
中学1年の三女を絞殺したとして殺人罪に問われた東京都大田区仲六郷、無職池田由起子被告(49)の論告求刑公判が10日、千葉地裁(栃木力裁判長)であった。検察側は「母に殺された被害者の無念は想像を絶する」として懲役10年を求刑。弁護側は限定責任能力を認め、執行猶予付きの判決を求めて結審した。判決は12日。検察側は論告で、池田被告の精神鑑定書や犯行動機の論理的な供述などから、三女の耀さん(当時13歳)を絞殺した犯行時は完全責任能力があったと指摘。自閉症のほか、自分の意思に反して突然体が反応したり奇声を発するトゥレット症候群を併発していた耀さんについて、「つらくても必死に生きていた。死んだ方が幸せと思うのは、障害に対する極めて差別的な考えだ」と非難した。…読売新聞 →全文