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カテゴリ:オーデイオ
主にジャズ、ポピュラーを聴いているホーン型スピーカーのトゥイーターを変えてみました。 今まではノーマルのJBL2405でしたが、ネットオークションに懐かしい真鍮ホーン付077が出ていたので落札してしまいました。 40年ほど遠~い昔、こいつを鳴らしてライオネル・ハンプトンのヴァイブを聴いていたのを思い出して、「あの音をもう一度聞きたい!」と衝動買いです。 JBL077(JBL075のプロ用)と真鍮くり抜きホーンの組み合わせは、特にシンバルやヴィブラフォン・トライアングルなどの金属音が得意で、より強調されるようです。 それも嫌な方向に向くのではなく、すっきりと研ぎ澄まされた音に変化するのです。 要するに「キレが増す」と表現したほうがいいのかな?。そんな感じです。 早速、いつも聴いている好みの曲を再生してみました。 中高音部ドライバーJBL2441は500Hz~7000Hz、077は7000Hz以上を受け持たせ、ネットワークはJBL3105です。 アンプはKTエレクトロニクス製の真空管パワーアンプ(HK13=管球王国誌VOL・44号掲載機)で、これのKT88パラレルPPをKT150パラレルPPに換装した超ド級アンプで鳴らします。 そして、低音部(500Hz以下)はローテルRB1090トランジスタアンプでドライブするバイアンプ方式の2WAY構成です。 早速聴いてみることにします。 もちろん最初はライオネル・ハンプトンです。 相当昔に録音されたマスターテープを最新の機器を駆使してリマスターしたXRCDアルバムですが、音の透明度やダイナミックレンジは相当なものです。 レイ・ブラウンのベースがビンビン効いて、それにハンプトンのヴァイブがコロコロ、ポロン・ポロン乗る感じ、もう最高!です。 やっぱりジャズには真鍮ホーンですね。 次に聞いたのは「旬の音本舗 福田屋」。 DSD音源でジャズあり、クラシックありのオーディ診断CD。 全曲リアルな音を聴かせるが、中でもその3曲目にあるバッハのパイプオルガン曲。 冒頭に時計台(ビッグ・ベンか?)の鐘が3回ほど目前で「ゴ~~ン」と鳴る。その迫真的な音は大型再生装置でないと決して味わえないであろうほどのダイナミックレンジを秘めている。 ホーン型スピーカーだからこそ味わえる臨場感かも知れない。 続いて、3年前の真空管オーディフェアで使用したデモ用DSD音源から、 高橋真理子のべサメムーチョ、イマジン。 アン・マレーのレット・イット・ビーを聴いてみる。 この辺のボーカル曲になると2405でも077+真鍮ホーンでもあまり変わらないような気がする。 要するに真鍮ホーンは金属が出す音に特に反応が強いようだ。 それが金属音だからといってキンキン音には決してならず、音に艶が増すような再生音になる感じがする。 音の感じ方は人それぞれだが、私はこの真鍮ホーンの音が好きです。 今後また聴いていくうちに新しい発見がありましたら逐次UPしていきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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