電ケミの制作
今日は電ケミを作りました。用意したのはパール管 5.7mmLED電球 75,000mcd(2~2.6V)赤色 10個=350円位で購入可能です。ビニール管 外径2mm、内径1mmエポキシ接着剤、蛍光塗料です。まず、胴体にするパール管を30mmで切ります。LED電球は砲弾型の75,000mcd(ミリカンデラ)でかなり明るめです。電球のガラス部分は下部が少し出っ張っているので、ニッパーで切り欠きます。左が作業前、右が作業後です。このように処理するとパール管にすっぽり収まります。電球の足は長い方が+で短い方が-。プラス端子に板状になった部分があって、製作上干渉するので、これを90度曲げておきます。ビニール管は6mm位にカットしてマイナス端子の根元に被せ、端子を折り曲げて5mm位で切り取ります。ここにリチウム電池のマイナス端子が入ります。プラス端子は30mmほどありますが、そのまま使います。リチウム電池の側面に良く当たるように山型に少し曲げておきます。電球下部付近にエポキシを塗ってパール管に入れますが、電池を挿したままパール管に入れたほうが端子のなじみが良いようです。エポキシが固まる前に何回か電池を抜き挿しして確実に点灯することを確かめます。特に短い方のマイナス端子がパール管の中央にあることが大事で、もしズレた場合はエポキシが固まってから千枚通しなどで微調整してください。これが点灯させた状態です。電池の下にあるパール管はウキに装着する際のアタッチメントで、ウキ側のパール管の深さが50mmほどあるので、その調節兼電池下部の収まり場となっています。ウキ上部に装着し、海水の侵入を防ぐのがこのキャップです。シリコンでできているので柔らかくてパール管との相性も良く、ウキを相当酷使してもまず海水の侵入はありません。ただ、海水に当たると変色が早いようで、3回も釣行すると少し黄ばんでくるので早めの交換が必要です。パール管が7mmなので、少し小さめの6mmがお勧めです。すべてセットした夜戦体制がこれです。75,000mcdはすこぶる明るいので100mはおろか、300mでも確認できます。LED電球は頭頂部が最も明るい性質があり、目がくらむので上から覗き込まない方がいいですね。完成後、なるべく光を拡散させるためガラス管に蛍光塗料を塗りましたが、その効果は出ているようです。以上で、ウキと電ケミは揃いました。ウキ部分は全てカスタムメイド。自作ウキにアタリが来て大物を掛ける喜びはひとしおです。これぞまさしく釣道楽ですね。