sweet sixteen
2日続けてケンローチ監督の映画を観た。 どちらも本当にせつなくて、どうしようもない人達がせいいっぱいもがく映画。 ハリウッド映画と違うところは、圧倒的なリアル。 舞台はスコットランド。なまりがひどくて英語には到底思えない。 「ケス」と「sweet sixteen」を観た。 どちらも15歳の少年が主人公。 その純粋さゆえ生きづらく、もがいても逃れられない閉塞感のなか日々過ごしている。 このどうしようもない日々は大人になっても変わることはなく、抜け出すことはできない。 「sweet sixteen」の主人公は純粋すぎて痛いくらいだった。 痛くてとてもせつなかった。 でも笑顔がいんだよなあ。 なんであんな状況なのに、あんな風に笑えるんだろう。 久しぶりにいい映画を観た。 しばらくはこの映画を人にお薦めしようかな。 <ちなみにお薦め映画一覧> パルプフィクション 七人の侍 どですかでん GO スターシップトゥルーパーズ アンダーグラウンド アメリ ロストチルドレン ファーゴ バーバー 12人の優しい日本人 鮫肌男と桃尻女 などなど、また思いついたら紹介しようかな。