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カテゴリ:日本史
文京シビックセンター25Fより東京スカイツリー方面を望む(10月22日撮影) ☆今日の天気: ☆今日の活動:9:00~20:45お仕事 ☆今日の日経平均:8,926円(178円↑) ☆今日の日本史:~禁中並公家諸法度、寺請制度 こんばんは。今日は、仕事面ではようやく重要な仕事が一つ片付き、次の段階に進むことができました。一時は仕事の見通しが立たなくなってしまったこともあっただけに、ようやく一つ実になって安心しました さて、今日は特段ネタになるようなことは起こりませんでしたので、今回は、今勉強中の日本史関係でちょっとお話をさせて頂けたら幸いに思います。 テーマはずばり「織田信長」についてです。 信長は、大河ドラマや歴史小説でもたびたび取りあげられているほどの日本史上の超有名人物ですので、ほとんどの方がご存知かと思われます。 ところで、信長はもちろん戦国時代の英雄なのですが、みなさまは信長の「どこが」凄いと思いますか?? 私が信長を凄いと思う点を以下にあげてみたいと思います。 1 早々に「天下布武」を目指すなど、早い段階で長期的なビジョンを持っていた 2 桶狭間の戦いでの大逆転劇に見られるように、冷静な判断力、勇気、決断力を持っていた 3 桶狭間の戦いにおいて、今川義元を討ち取った人物(毛利新助)よりも、より勝利に貢献することとなった正確な諜報活動を行っていた部隊をより高く評価するなど、情に流されない冷静な分析力も持っていた 4 楽市・楽座政策の推進、副将軍職を辞退し、堺や大津の領有を将軍に要求したことなどに見られる卓越した経済センス 5 長篠の戦いでの鉄砲の活用術、世界初の鉄甲船を造ったことなど、その斬新なアイディア 6 宣教師ルイス・フロイスに地球儀を贈呈され、「地球は丸い」と説明されたとき、「理にかなっている」と即座に理解した、と伝わるような、合理的・科学的で明晰な頭脳を持っていた 7 恩賞として土地を与える従来の方法では限界があるとして、茶道政治を推進し恩賞として新たに茶道道具を与えることにしたことなどに見られる、卓越した政治センス 8 他大名のように一族や代々の家臣で周囲を固めることはせず、秀吉など優秀な人材を大胆に抜擢し、家臣団を強化したことに見られる合理的な能力主義 まだまだ枚挙に暇がないところですが、以上のように信長は、武将としてだけではなく、政治家としても経済家としても超一流であったことが言えるかと思います。 私は特に、3、6、7を特筆すべきエピソードだと思っています。やっぱり信長は大天才だったと言えるのではないでしょうか? さて、今の日本のように、長期に亘り停滞感が漂っている時代には、信長のような革命児の登場が望まれるところですが。。 しかし現代のような大衆社会では各人が均一化しやすくなっていて、信長のような突出した人物が登場するのはなかなか難しいかもしれませんね。 また、国民がそれをあまりにも切望しすぎると、戦前のナチスドイツのように独裁者が登場し易くなることもまた事実ですし。 なので、今の日本には、英雄の登場を待ち望むような他力本願の思想ではなく、各人がそれぞれ英雄になる気概を持つような自力本願の思想が必要なのかもしれませんね。 今日も遅くなってしまいましたのでこの辺で失礼したいと思います。 それでは、次回もまた宜しくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月28日 01時29分00秒
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