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カテゴリ:経済
東京ドーム(10月29日撮影) ☆今日の天気:一時 ☆今日の活動:12時頃起床→アタック25観戦→掃除・洗濯・アイロン(音楽を聴きながら)→PC閲覧、ネット将棋など→17:00~17:45ピアノ練習→18:15~21:10レストラン ☆今日の日本史:~正徳の治(新井白石) こんばんは。今日もまたお昼まで寝ちゃっていました。。。 その他、天気もぱっとしなかったこともあって日中は散歩はせず、外出は夜に日本史の勉強を兼ねてレストランに行ったくらいでした。 そんなわけで今日は特筆すべき出来事は何もなく、実に平穏な一日でした。 そこで、今回は28日の日記で予告しただけで終わっていました「円高の今やっておくべきこと」について考えてみたいと思います。 まず、そもそも円高についてですが、これは日本にとってデメリットだけではなくメリットもあります。それをまとめてみると以下のとおりになるかと思います。 <メリット> 1 輸入品が安くなる → 輸入関連企業、小売店、消費者にプラス 2 海外旅行に安く行ける → 消費者にプラス 3 海外の企業や株・債権・鉱山・農地などの海外資産を取得しやすくなる → 海外進出企業、投資家にプラス <デメリット> 1 輸出品の価格が高くなる → 海外で物が売れにくくなる → 輸出関連企業にマイナス 2 外国人・外国企業が日本に来にくくなる → 日本国内にお金が落ちない、雇用が増えない → 観光業界、小売業、家計などにマイナス 3 日本企業の海外進出が加速しやすくなる → 国内産業の空洞化の懸念 → 失業率の増加 → 家計にマイナス 以上のように、円高にはメリットもデメリットもあるわけですが、世間では円高を嫌気する傾向があります。 それはなぜかと言いますと、日本には輸入関連企業よりも輸出関連企業のほうが多いからです。なので、日経平均株価も円高になると下落する傾向にあるわけです(逆に輸入関連企業の株価は上昇しやすい)。 それではいよいよ本題ですが、この円高に対して我々は何をすればよいのでしょうか? まずは、日本全体で考えてみたいと思います。 <政府としての対策> 急激な円高に対しては、これまで政府と日銀は円売りドル買いなどの為替介入を行ってきましたが、結果をみると、巨額を投じた割には効果は一時的で限定的だった、と評されています。 やはり、相手は世界の金融市場。日本政府だけがどうあがいても世界の潮流には敵わないと考えるべきだと思います。 現に、欧米諸国は3月の震災直後こそ日本の為替介入に協力する姿勢を見せていましたが、その後はあまり積極的には賛成していません。 実はどの国も輸出促進のために自国通貨安に誘導したい、というのが本音なので為替介入には否定的なのです。 それではどうするかですが、円高の今だからこそ出来ることを実施しておくべきではないでしょうか?例えば、以下のようなことです。 1 政府系ファンドを設立し、海外の鉱山、農地、森林などを取得する 2 日本企業による海外企業のM&Aを支援する(例えば、低利融資を行うなど) 3 海外の大学、研究機関等への留学を支援する(例えば、助成金を交付するなど) 1は、先ほどの<メリット>の3に書いたことに繋がりますが、円高の今こそ日本の弱点である資源を確保する絶好のチャンスだと思います。 しかも、これを実行するためには円を売り現地通貨を買うことにもなるので、結果的に円高是正の効果も望めます。また、現地の方々にとっては、大金が日本から投資されることになるので歓迎もされることでしょう。 2は、特に優れた技術を持った海外企業のM&Aを促進させることによって、長期的に日本の国益に繋がるはずです。 3は、特に理科系の研究者などで優れた人材を海外の大学等で学ばせて人材育成に繋げようという狙いです。最近は海外に留学する日本人が減少傾向にあるそうですが、長期的な視点から見れば人材育成は重点を置くべき課題だと思います。 今日も長くなってしまいましたので、この辺で終わりにしたいと思います。 円高に対して企業や個人の採るべき対策については、また次回以降考えてみたいと思います。 それでは次回もまたよろしくお願いいたします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月31日 00時57分22秒
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