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カテゴリ:経済
ラクーア前広場(10月29日撮影) ☆今日の天気: ☆今日の活動:9:00~19:20お仕事→20:10頃帰宅→PC閲覧、ネット将棋など ☆今日の日経平均:8,988円(62円↓) ☆今日の日本史:~五街道、三都の発達 こんばんは。昨夜はやや夜更かしをしてしまったせいで今日は寝不足気味でした。。 さて昨日の日記では、円高時代に政府がやるべきことを考えてみました。その中で私は、「為替介入をやっても世界の金融市場には敵わないのだから、円高の今でしか出来ないことをやってはどうか」と提案させていただいたところです。 しかし、今日早速驚くべきことが起こりました。 なんと政府と日銀による円売り介入が行われたのです! 確かに最近は円の高値更新が続いていましたし、今日もまた一時最高値を更新したので、そろそろいつ行われてもおかしくない状況ではありましたが、それでもここ最近は為替介入が行われていませんでしたので、ちょっと油断していました^^; 市場関係者の間にもサプライズ感があり、タイミング的にはなかなか絶妙だったと思います。しかも規模的にもかなり大規模だったようで、円は一時、対ドルも対ユーロも3~4円ほども下落したのでした。 しかし。。その後再び円が上昇し始め、23:50現在で、円は対ドルで2円13銭安、対ユーロで1円64銭安、と大分元の水準に近づいてきてしまいました。。 そして、日経平均も一時は為替介入を好感して上昇しましたが、その後利益確定売りなどに押されて、結局先週末よりも値を下げて取引を終えてしまったのでした。。 昨日私が懸念したとおり、早くも日本政府による為替介入の限界が見えてしまったような情勢かと思われます。。 もちろん、為替介入は全く無効というわけではありません。それには、政府と日銀が直接円を大量に売ることにより、為替を一気に円安にさせる「直接的な効果」のほかに、このような為替介入を時々行うことにより、過度に円高が進行するとまた介入が行われるのではないか、という警戒感を市場に持たせることによる、円高の進行への一定の牽制効果も期待できます。 しかし、為替介入で行っている行為の本質は「円とその他の通貨との単純交換」でしかなく、財やサービスを貨幣で購入するという通常の経済活動とは異なるものです。 通常の経済活動であれば、お互いの需要と供給がマッチしているため、販売側も購入側も双方ともに利益があるのですが(まさにアダム・スミスの「神の見えざる手」ですね)、為替介入では売買の双方ともに利益は生まれません。 やはり、海外の資源など動産や不動産といった現物を「買う」という、本物の売買をしなければ事態は一向に良くならないように私は思うわけです。 さて、今日はこの辺で終わりにさせていただきたいと思います。今日も硬いお話となってしまいましたが、何卒ご容赦ください(ちょうどタイムリーな話題があったものですから。。) 次回はちょっと一休みとして、音楽やその他娯楽関係のお話ができたらいいなと思います それでは次回もまたよろしくお願いいたします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月01日 00時32分15秒
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