熊本地震から7年
今日4月14日は震度7の前震があった熊本地震から7年目。やっと5万人もいた仮説住宅にお住まいの方がゼロになったと聞く。上記写真は被害が大きかった益城町で、道路拡張など復興活動も進んでいる。(熊本日日新聞より)14日の前震の時は、ソファーに捉まり「マンションが壊れてこのまま死ぬのか?」と本気で思った。そして27時間後の本震では必死で12階から駆け下り、駐車場の車に逃げ込んだ。しかし、強い余震が何度もあり、車の外で一睡もせずに夜を明かしたのが思い出される。多くの方の励ましなどもあり今に至っているが、熊本の完全復興はまだ先である。この写真は熊本城の天守閣のそばにある「宇土櫓」。天守閣の復興作業はほぼ終わり、次の大きな作業が宇土櫓の改築。これから完全解体を行い、そして在来の建材を使っての改築予定で完成は10年先との事。さらに、お城を囲む石垣は、一個一個のナンバリングをして地道に修復作業が進行中。こちらの完成は30年後だという・・。その完成を自分の目で見ることは出来ないが、関係者に感謝、感謝である。