読みたい本たち
大崎梢さんの『配達あかずきん』(ミステリ・フロンティア)は読了しました。感想はのちほど。先日、書店に行ったとき気になった本のお話。北森鴻さん『ぶぶ漬け伝説の謎』(光文社)近藤史恵さん『にわか大根』(光文社)米沢穂信さん『犬はどこだ』(東京創元社)北村薫さん『紙魚家崩壊 九つの壁』(文藝春秋)ううう。どれも目移りする本でした~(涙)このところ日本人作家さんや時代物小説が続いたので、リンダ・フェアスタインを読もうかと思ってます。リンダ・フェアスタイン『絶叫』(ハヤカワ文庫)【昨日の借入本】宮部みゆき『孤宿の人』上下(新人物往来社) 讃岐国丸海藩。この地に幕府の罪人・加賀殿が流されてくることに。海うさぎが飛ぶ夏の嵐の日、加賀殿の所業をなぞるかのように不可解な毒死や怪異が小藩を襲う…。新境地を拓く傑作の誕生。諸田玲子『髭麻呂』(集英社) 検非違使庁の髭麻呂こと藤原資麻呂は、血を見ただけで卒倒する軟弱な優男。今宵も国司の娘が殺されたと聞き、いやいやながら従者の雀丸と六条へ。現場からは、高価な宝玉が盗まれていた。折しも、飢饉と天変地異が続き、治安は乱れ“蹴速丸”という盗賊が、都を騒がせていたのだが…。衛士の娘・梓女との恋模様を絡めつつユーモラスに描く連作平安期ミステリー。