カテゴリ:点描
私の住む町は、川の町でもあります。
昨日からたくさん雨が降って、朝には雨はやんだけれど、大きな川は濁って、ごうごう流れておりました。 今日は土曜日だけど出勤日で、大きな川を渡る橋を自転車で渡りました。 土手から釣竿を伸ばすおじいさんがいました。 こんなにごうごう鳴る川を泳ぐ魚に、餌に食いつく余裕があるのかな。 ところどころ渦をまく川をのぞきこみました。 水は濁って、川の中身は、ちっとも見えない。 上流を泳ぐ鮎が、流れに負けて川下まで下ってくることがあるのかな。 そんなお魚さんくらいしか、釣り上げたところで、食べたりなんかも、できぬだろうに。 仕事が終わって、食事をして、帰り道、別のルートをたどりました。 やっぱり、川を渡りました。 いつも月がきれいに見える橋のまんなかで、おじいさんが、釣り糸を、大きな川にたらしていました。 今日は一日、雨は降らなかったけれど、夜の川は朝と変わらず、ごうごう流れておりました。 今日一日、いろんな川で見かけた釣り師さんは、河童なのかな、かわうそなのかな。 ひどく自由に、見えました。 バケツに汲まれた水だけ澄んで、月を映して、いつか釣り上げられる魚を待っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月11日 23時17分45秒
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