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カテゴリ:長崎県
千綿渓谷の最上部に懸かる滝。あるいは千綿川に沿って48の滝や淵が連なる渓谷の総称。多良岳県立自然公園の一部に指定されている。
滝の落差は15m。淵の幅は18mで、深さは23mと滝の落差よりも大きい。水流によって削られた岩盤を沿うようにして水が流れ落ち、2条の流れがXの字を描くようにして落ちる、独特な形状をした滝。 1845年(弘化2年)に儒学者の広瀬淡窓がこの渓谷に訪れ、その美しさに驚き、千綿渓四十八潭と称して世に広めた。さらに淡窓はこの渓谷全体を一匹の龍に見立て、八間滝と呼ばれたこの滝を龍の頭とし、龍頭泉と命名したと言われている。 龍頭泉入り口。ここから階段を下りて龍頭泉へ。 滝の全景。2条の流れが途中で交差し、Xの字を描くようにして水が流れ落ちている。 正面から見た滝。右手には"龍頭泉"と彫られた岩がある。また、滝の上には龍頭泉橋が少しであるが見える。 水が流れ落ちていく様子。 緑色の淵。底が全く見えないくらい、水深は深い。 滝周辺の岩。薄い岩盤を何枚も重ねたような形状をしている。 下流にある小滝。 さらに下流にある、木葉不浮渕という淵。龍頭線やこの淵以外にも、千綿渓谷には全部で48の滝や淵が見られる。ただし、2022年現在は渓谷の一部が通行止めになっているため、残念ながら全部は見れない。 ↓ランキング参加中。この記事が良いと思った方はクリックしてね にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.09.25 21:59:29
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