長崎県東彼杵郡東彼杵町 『千綿駅』
九州旅客鉄道(JR九州)大村線の駅。「海の見える駅」と呼ばれる駅の中でも有名な駅の一つ。駅の構造は単式ホーム一面一線。ホームは大村湾に沿うように設置されており、カーブを描いている。簡易委託駅で、切符は駅舎内部の窓口で購入する。長崎県の中央部に広がる大村湾に面した駅で、ホームへ降り立つと視界いっぱいに広々とした海が広がる。特に夕方の景色は絶景で、橙色の空と海、レトロな雰囲気の駅舎が見事に溶け込み、どんな方向から見ても画になる。景観の美しさから多くのフォトグラファーが訪れ、JRの青春18きっぷのポスター写真にも採用されたことがある。駅舎は1928年(昭和3年)に建てられ、1971年(昭和46年)に東彼杵町の所有になったのち無人駅となり、1993年(平成5年)に現在の駅舎に改築された。開業当時の駅舎の面影をそのまま残す形で改築されており、木造平屋建て瓦葺の作りで、外観から内部まで非常にレトロな雰囲気が漂う。駅舎。木造の瓦葺で、とてもレトロな佇まい。周辺は景観を邪魔するものがなく、ただひたすらに青い空が広がっている。駅の前に立つ、これまたレトロなポスト。駅名の書かれた木造りの看板。駅舎内部。手作り感のある木のベンチが置かれていて、窓はアンティークな感じの格子窓。案内板や蛇口なども昔ながらな雰囲気。格子窓越しに見た外の風景。ホームから見た駅舎。ホーム。降り立つとそこはまさに絶景。開放感に満ちていて、見渡す限り大村湾が広がっている。駅名標。夕景が綺麗な駅であるためか、駅名標も夕日の絵が描かれている。電車がやってきた。佐世保方面の電車もやってきた。近くにある歩道橋から見た駅舎。夕暮れ時。暗くなってきた空を夕の陽に照らされた赤色の雲が包み込み、駅舎周辺は鮮やかなコントラストをなしていく。夕方のホーム。雲の隙間から夕日の光が漏れ、広々とした大村湾は橙色に光り輝いていた。その美しい光景に見とれていると、ライトを点けた電車がやってきた。沈みゆく夕日。ミラーに映し出された夕景。日が沈み、すっかり静かになった駅舎。↓ランキング参加中。この記事が良いと思った方はクリックしてねにほんブログ村