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2024.01.22
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カテゴリ:宮崎県
えびの市東部に広がる田代地区の水源地となっている湧水池。

田代地区の先住民が豊富な湧水を利用して作った人口の池で、大小2つの池がある水量は毎分4t、水温は年間一定して12℃。池水の透明度は非常に高い。池の南側が霧島連山へと繋がっており、山に降った雨が湧水となって湧き出ている。

名前の由来は1572年(元亀3年)の木崎原の戦いで日向の伊東軍が薩摩の島津軍に大攻勢を企て、小林城から加久藤城に進軍するために陣を布き見張り台を設けた際、この池が陣に近い場所に位置していたことからだと言われている。


大きい方の池。人工の池と言えど結構なスケール。


駐車場近くの広場。休憩所もある。










様々な方向から見た池。​​水深の深いところは深い青色になっており、水深の浅いところは池底が見え、​エメラルドグリーン​に輝いている。​​




小池から大きな池に続く小川。


冬枯れの木と青い池。北海道の白金青い池のような一枚。お気に入り。


ベンチと池。まるで絵画のような一枚になった。これまたお気に入り。


駐車場の手前、枝分かれした道を進んでいくと、突き当たりに小池がある。


小池。大きい池の方でも水は湧いているが、こちらが池の大本の水源になっており、ここから小川を通じて池の方に水が流れていっている。








小池の方は水が更に澄みわたっており、どこから見ても池底が見えるほど。池底から水が湧き出ているのを目視で確認できる。






エメラルドグリーンに輝く水。日光が差し掛かると、綺麗に輝いて見える。




池から集落に続く水路。田代地区の田畑を潤すために江戸時代に整備されたもので、元々は手掘りによる小溝で全長約2kmにわたるものだった。水路沿いの家には階段が設けられており、野菜を洗ったり、夏は子供たちの遊び場にもなっているそう。



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最終更新日  2024.01.22 22:00:02
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