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テーマ:なまずパーティー(1)
カテゴリ:タイ
アフィリエイトのテクニックがなかなか習得できないので、このところ書く方に力を入れています。
「なまず」と聞いてあまり気持ち悪く思わないで。 これは何年か前に、私が一時期、南タイの地方都市に暮らしていた頃の経験です。 その頃私はチュンポーンという地方都市で一時期でしたが、ゲストハウスを経営していました。日本人ということで金持ちに見られたのか、会社の社長や銀行の支店長とつきあいがありました。ある時、ある社長のミヤ・ノイ(愛人)の家でなまずパーティーに呼ばれました。もちろん、その社長の本妻は来ませんでしたが。 田舎ですから愛人の家といっても、敷地が広く池もありました。私が着いた頃には、何人もの使用人たちが水を抜いたその池でなまず何匹も捕まえていて、にぎやかでした。 さっそく、捕まえたなまずをバーべキュウやなまずのスープ やサラダに入れていただきました。私にとってバーべキュウ は何とかおいしかったと記憶しています。 日本人はなまずは普通食べませんね。私は小さい頃、もらったなまずを池で飼ったことはありますが、食べた記憶はありません。ところが、タイではこのなまずはタイ人の最も好きな魚のひとつです。よくタイの屋台で串に刺してバーべキュウにしたのを見かけます。また麺類に入れる団子でも、このなまずから作った団子は人気があります。噛むとプチンと割れる感じがして歯ざわりがいい。釣堀に行っても、茶色い池で釣れるのはほとんどなまずの仲間です。 食の習慣とは恐ろしいもので、嫌いなものでも食べ続けると 少しづつ慣れてきます。私もタイに3年住み、その後何度もタイに通ううちにいつしかなまずのバーべキュウは好きになってきました。白身のあっさりした肉は外見からは想像もできないおいしさです。なまずが食べられないというのは、その生臭さが料理に残ってしまうからでしょう。それはもっと熱っしたり、香辛料を加えればとれます。ベトナムに行くと ベトナム人の最も好きな料理のひとつは雷魚のスープです。 私はサイゴンにも3年暮らしていましたので、この週に何度かは食べる雷魚のスープにも慣れました。 このなまずパーティーとはタイ人らしい発想です。準備ができてから一斉に食べるのではなく、焼けた順、料理ができた順からあちこちで食べ始めるというのもタイ的、しかもダラダラと話したり、食べたり、、、。 タイでは普通割り勘というのはないので、次は、誰かが別の機会にシーフードの店に招待したり、その次は、別の人がホテルの中華でご馳走するとなるわけです。いやはや、あまりお金があるわけではない私はいつ自分に番が回ってくるか、戦々恐々でした。金持ちを10人前後も招待するというのはたいへんですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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