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カテゴリ:カンボジア
東南アジアとはいえ12月、1月のビーチは、水が冷たく泳いでいる人もまばらです。カンボジアではシアヌークビル(カンボジア人はコンポンソムと呼ぶ)のビーチが気に入っていて、たまに泳ぎに行きます。
シアヌークビルは港の方から、ビクトリー、ハワイ、インデペンデンス、ソッカ、オーチュテールの5つのビーチが有名です。 ビクトリー・ビーチはシアヌークビルのカオサン(安宿街)のような所で、メリーチェンダをはじめとして3ドルからの安宿が多い。去年から旭川から来たカップルが、空海という名の小奇麗なセンスの良い店をオープンし、刺身など適当な値段(高くも安くもなく)で提供してましたが。現在お休み中。また今年もおいしい日本食を出してくれることを期待!シアヌークで唯一の日本食レストランですから。ここのビーチはタンカーの出入りする港に近いということもあり、いまひとつ。 近くには港を見下ろせる公園があり、地元の人達も涼みに来ます。個人的には横浜にならって、港が見える丘公園と呼んでいます。シアヌークビルの素晴らしいところはタンカーの出入りする港の隣に十分泳げるビーチがあるというところ。日本では考えられない。 次のハワイ・ビーチは落ち着いた、きれいなビーチ。屋台もあり、いろいろ食べれる。アクセスがわかりにくいので、初めての人はまず行かない。その隣にTreasure Island Seafoodというレストランがあり、水槽のエビ、カニ、魚を料理してくれる。料金は安くないが、新鮮。隠れ家のようなところです。 次のインデペンデンス・ビーチは、おもに現地の人やプノンペンからの客が泳ぎに来るところ。全体的にきれいというイメージはないですが、ここは物価も安く、落ち着ける。私が最も好きなビーチです。夕方の5時前に来て、沈み行く夕日を見ながら、うら寂しいこのビーチでひと泳ぎするのが私の日課。まさに最高です。ここ数年は、私は現地人よろしく夕方の比較的涼しい時間に泳ぐようにしています。日中はとにかく暑いし、毎日泳いでたらかなり焼けるので。 ここで物売りの子から買う、シャコを油で揚げたのや生イカの炭火焼は、一匹小さいのが500リエル(約15円)、大きいのが1000リエル(30円)で他のビーチより安い。ベトナムやバリのビーチと比べてください、ここの物売りたちは本当に素朴で、何を買わなくても(買わないと悪いような気もする)いろいろと話したくなる。お隣りのベトナムのブンタオの辟易するほどうるさい物売りと比べると、天と地の差がある。だからというわけでもないが、この国に来ると商魂たくましいベトナム人はあっという間に商売でカンボジア人を凌駕してしまう。 次のソッカ・ビーチは最もきれいな、最も寂しいビーチ。ここはシアヌークビル一高級なソッカ・ビーチ・ホテルのプライベートビーチになっているので。部屋は100ドル近くするが、半分ぐらいまで下がらないと、外国人観光客は泊まらないでしょう。他があまりにも安すぎるので。私は時々散策に行く程度。周囲はカンボジアと思えないほどきれいです。 最後にオーチュテル・ビーチ。ここは白砂で、最も観光客が多く、にぎわっている。ということで、もちろんコーラや焼きイカの値段も高い。もし、シアヌークビルで時間がなくて一箇所しかビーチに行けないというなら、私のお勧めはこのビーチです。ここで、浜辺のチェアーに寝そべっていると、バケーションに来たという実感がわいてくる。 ここの椅子でさえ、ベトナムと違って、椅子代を取るというようなケチなことはしません。何か注文すればそれで十分です。私がベトナムから来たばかりの頃は、この椅子はいくらするのかと何回も聞きました。ベトナムでは椅子ひとつでかなりふっかけてくるので、口論はしょっちゅうです。これではビーチにいてものんびりした気持ちになれません。タイのパタヤなどは、ビーチの椅子代でガーガーいうことはありません。そのかわり、まけません、ボリもしませんが。ビーチの椅子ひとつでもカンボジアはいいところだと感じたものです。まあ、観光客がどっとシアヌークビルに押しかけてくるようになったら、どうなるかわかりませんが。 もうひとつ付け加えると、オーチュテル・ビーチのはじに小さいセレンディピティー・ビーチがあります。ここはバーがあったりして欧米人で盛り上がっている。 ここにある旅行社は、10ドルで離島への一日のボートトリップを販売している。このボートトリップは超お勧め。ベトナムのニャチャンのママハンツアーなどの7ドルの1日のボートトリップも素晴らしいが。ここのもなかなかいける。私は3回も参加してしまった。以前は一日のボートトリップが25ドル以上もしたんですから。この10ドルのツアーには送迎、朝食、ランチ、ドリンク、貸しシュノーケルが含まれている。2島訪れて泳いだり、シュノーケリングしたり楽しめます。 町でバイク(1日2~5ドル、今回は正月なので5ドル取られた)を借りて、町の中心と離れたビーチ間を風にのって走るのは爽快。こんな素晴らしいところに観光客がまだ少ないのはどうしてか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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