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カテゴリ:インドネシア
何回目かインドネシアのバリ島に行った時、帰りに、ングラライ空港のイミグレで待ったがかかりました。1日オーバーステイしているので、係官に別室に連れて行かれました。
いよいよきたか。本では読んだことがあったが、と内心私は思いました。(以前は、インドネシアは60日間以内の滞在はビザなしでした。現在は10ドルで3日以内、25ドルで30日以内のビザを取らなければなりません) 自分では、60日滞在したつもりが、61日滞在したことになっていました。完全に私のミスで、数え方の間違いでした。例えば、5月5日に到着して、8日に帰るとすると、5,6,7,8で4日間となるわけです。私は8日で3日目だから、3日間と数えていました。 他の乗客はどんどん手続きを済ませて、前へ進んで行くのに、私だけ別室に連れて行かれ、係官とお話です。係官はシメシメ、金が取れるぞという気持ちだったことでしょう。 部屋には、「オーバーステイは一日につき20ドル」、と英文でタイプされた紙が壁に貼ってありました。エッ、そんなにするのか!が私の初めの印象でした。係官はゆっくり、丁寧に説明してくれます。私が、フライト時間がせまってきて、あせってくるのを見越して。私はというと、内心時間がせまってきていて、あせっていましたが、そういう雰囲気はおくびにも見せないで、なるべく係官を怒らせないようにしながら、何とかならないかと交渉を始めました。1日20ドルのオーバーステイ料金は嘘だと見抜きましたから。以前タイでも払ったことがありますが、そのときは1日につき3ドルでした。壁にきちんと印刷されて貼ってあるから、人によっては信用してしまいますね。それに、お役人はそんなことはしないだろう、と思っていると大間違いです。 そこで、みなさんならどうしますか? 1.言われたとうり20ドル払う。 2.試しに値切ってみる。 3.払わない(飛行機に乗り遅れてしまうが) ※ ※ ※ ※ ※ 正解は2の試しに値切ってみるです。後続の日本人観光客のためにも、いわれた額をそのまま払わないで、値切ってください。もっと要領のいい人なら、別室にのこのこついて行く前に、イミグレのカウンターで、パスポートなどに5ドルか10ドル挟んで係官に渡すでしょう。普通、日本人はこういうやり方を嫌いますが、、、 私は金を払わないのが、受け入れられないとなると、値段の交渉に入りました。首賭けの貴重品袋には現金は持っていましたが、財布にはたまたま7万ルピア(700円前後)だけあったので、財布を広げて見せて、これでどうかといって、7万ルピアで通してもらいました。 役人の腐敗で、インドネシアは世界のワースト10には入る国ですから、オーバーステイに限らず、バイクで警察に捕まったときとか、対策を考えておかないと、取られ過ぎるということになります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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