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先週は睡眠不足の日が続いたせいか、昨日は何と10時間以上もぐっすり寝てしまいました。目覚めは良かったといいたいところですが、あいにく悪い夢を見て、、、
夢というのが、私がコスタリカに行って(過去何回か行ったことがあります)、バスに乗り、乗客が一杯になってきたので、どういうわけか、バスの外側にぶら下がるようにして乗ってて、あるところで降りました。バスが行ってしまってから、自分のバッグを降ろすのを忘れてしまったことに気がつきました。何とか手を尽くしてバスを追いかけようとしましたが、ダメでした。 頭の中が真っ白になり、旅の通と思っていた自分が、久々に大失敗してしまったことに落胆する。財布の中には、コスタリカの紙幣コロンが小額は入っているだけ。だいたい私が行くのは、このような場合、荷物はすぐ泥棒に盗まれてしまうような国々が多いので、、、 実際、旅をしていると、この頭の中が真っ白になる状態(一瞬どうしてよいかわからない判断不可能な状態)に遭遇することがあります。私自身の過去の経験をあげてみると、 ★ 今でこそ、バンコックが住みやすい、バンコックは楽しいなどと言っていますが、20年近く前、初めてバンコックに行った時に、バスの中で、小さなバッグを背負っていて、泥棒にバッグの底をナイフで切られ、全てを盗まれました。パスポート、航空券、トラベラーズチェック、現金、ハジャイまでの鉄道の切符など。あの時も、頭の中が真っ白になりました。そのときの精神的後遺症というか、バンコックへの嫌悪感から以後4,5年はタイには行きませんでした。 ★ インドで、バスがある都市に着いて休憩中、トイレに行っている間に、バスに先に行かれてしまいました。あの時はほんとうにあせりました。大きいバッグと貴重品を入れたショルダーバッグもバスの中だったので。バスがどの方面に向かったかもわからなかったし。すぐに、オートリキシャを呼んで、金は出すからバスを追っかけてくれと、運転手を急がせました。バスが先に見えるのだが、オートリキシャの方が遅くて、追いつかず、だんだんバスが視界から遠ざかっていく悲しさといったらありません。幸い、バスは近くの次のターミナルに停まっていたので、事なきをえましたが。 ★ サンディエゴのグレイハウンドバスのディポーで、やはりトイレに行っている間に、この席は自分のだという意思表示のつもりで座席に置いておいた、『地球の歩き方のメキシコ編』が帰ってきたらなくなっていました。ショックでしたね。これから、メキシコへ行くというのに情報が全くない状態になったわけですから。おかげでスペイン語の良い勉強になりました。バスでバスのターミナルへ行っても、そこからどうやって街の中心部へ行くかがわからない。安いホテルがどこにあるかがわからない。良心的な良いレストランが、街のどこにあるかがわからない。で、私の下手なスペイン語で、Donde esta...? と何人もの人に声を掛けたものです。 バスの中に荷物を忘れてしまう夢を見るというのは、私の深層心理の中に、過去の苦い体験の思い出が刻まれているのでしょうか。暇な時に心理学関係の本を読んでみたいものです。 旅をしていると、たまに、私は今まで一度も被害にあったことがありません、という人に合うことがあります。それは、その時点までは、問題はなかったということで、その後も何も起こらない、ということを保証するものではありません。私も、欧米のかなりの国々を旅行しましたが、大きな被害にあったことはありません。タイに行って初めて、本格的な盗難にあい、自信をなくした次第ですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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