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東南アジアの海に行って潜ると(潜るといっても、私の場合シュノーケリングですが)、アワビを探します。アワビは海水のきれいなところ、岩の狭い裂け目、日光のあたるところ等いろいろと条件が揃わないと生息できません。運良くアワビが見つかり、潜って取れると(小さいのは取りません、大きいものだけです)、それを料理して、潮風に吹かれながら、ビールを飲みながら食べます。最高です!
東南アジア産のアワビはトコブシと呼ばれているようです。日本のより小型ですが、養殖ものはほとんどありません。日本でも販売しています。池袋の東武デパートの地下で見かけたことがあります。アワビは生ものを買っても高いし、料理になるとさらに高価になります。中華料理でも一品が100ドル近くもするようなアワビ料理があるようです。 私は、海で何度も潜って、アワビを取ってくると(20個以上取ったことも)、バンガロー(ホテル)で料理してもらいます。個人的には、バターで丁寧に炒めたて食べたいのですが、ビーチにバターなどはなく、だいたいは油でさっと揚げてしまいます。せっかくのアワビもイカフライのようになり、悲しいことに高級感が出ません。たくさんの量を揚げると、ほんとうにイカの揚げ物のように見えます。中華料理の一品100ドルもするようなアワビ料理の値段には、レストランの雰囲気、サービスの質、コックの料理の腕、センスなどが含まれているんですね。 アワビは高くて、少なく食べるから、稀少価値があるもの。これが、たくさん取れて、食べれるととなると稀少価値がなくなります。キャビアにしても同じですね。少なく量(200グラム)で、小さな容器に入っているのに、高価だから希少価値があるので、これが安く、大量に食べれるとなると、高級感がなくなります。アワビも少なく食べた方が、高級感があります。 実際、あちこちで潜っても、アワビの取れるところは少ない。タイでは、例えばコタオ(タオ島)には、結構います。コサムイなど、バンガローが多くて、海水が汚染されているところにはいません。以前はよくコタオに行きましたが、最近はあまり行ってません。バンコックからは遠すぎる。1週間前後の休暇では、行き帰りの移動に結構時間をとられてしまうので。 ところで、アワビは英語で何というかわかりますか。知っている人は意外と少ないですね。abalone です。私はアバロンと聞けば、単純に『アバロンの要塞』という洋画のタイトルを思い出してしまいますが、あれは調べてみたら英語で、『Guns of Nabarone』でした。以来、アワビ、、、英語で、あぁ、あの映画のアバロンかという連想で、すぐに出てくるようになりました(笑)。 タイ語では? ...ホーイ・パオフー(発音はちょっと難しいですが、カタカナで書けばこうなります)タイで、貝を食べるのが好きだとか、つかまえるのが好きだとかいうと、タイ人に変に誤解されてしまいます。困ったものです。 タイ人はアワビは食べないので、海で見つけても関心を示しません。日本人や中国人で、好きな人なら目の色を変えるとこでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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