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カテゴリ:ベトナム
30分もその物の日本語の呼び名を、検索で探していたが、見つかりません。われながら、疲れました。時間がもったいないので、書き始めます。
それは、日本にもあります。だいたいマッサージする時に、それを使います。日本で使用する人はほとんどいません。小さな丸っこいコップのようなもので、その中に、一瞬火を入れ、中の酸素を燃焼させてから、背中などの皮膚につけると、この容器は皮膚に吸いつき、というか皮膚がこの容器の中に入ってきます。うまく説明できませんが。この容器、あるいは療法を何というのでしょうか。ただの吸引器ではヒットしません。 ベトナムやカンボジアには、マッサージ屋で、この療法をしてくれるところがあります。個人的にたいへん気に入っていて、あちらへ行くと、必ず1回はしてきます。 初めてしてみた時は、容器が吸い付いたところが痛くて痛くてたまりませんでした。この丸っこいコップのような容器を20個近く背中や、胸の皮膚を吸引させます。この容器を20個近くつけると、皮膚が突っ張って、痛くて起き上がることもできなくなります。今ではこの痛みが快感になっています。 だいたいマッサージ屋で、この療法をやってくれます。これが終わると、体中に赤くて丸い印がつきます。軽度の内出血でしょうか。上半身裸になると、この赤い丸印がたくさんついていて異様です。この赤丸はだんだん黒ずんできて、やがて1週間もすれば消えてしまいます。 悪い血を吸い取るとかいいますが、ほんとうはどんな効果があるのでしょうか、よくわかりませんが。仕事柄、背中や腰が痛くなる私は、タイに行けばタイマッサージ、ベトナムに行けば、ベトナム式マッサージとこの療法をしてもらいます。多くの庶民がしているので、ベトナム人の客が多いところでは、安くできます。マッサージとこの吸引で、1時間で、300円から500円ぐらいでできます。タイでこのサービスを見かけたことはありません。 ホッ・ビッ・ロン(孵化直前のアヒルの卵)といい、この吸引式療法といい、ベトナム ワンダーワールドには不思議なものがいっぱいあります。これからもまた、珍しいものを紹介していきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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